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かにの泡ぶく

内容は限りなくフィクションであり、嘘八百です。
本当だよ。

2006年09月28日(木) ソケット到着。

_ 昔の真空管ソケット地獄−その2。

注文していた1920年代の真空管ソケットが昨日やってきました。

昨日は時間がなかったのであまりいじれなかったので、今日、ちょいとばかしいじってみました。

調達ソケット


左が自作のソケット、右が1920年代の市販ソケットです。基本構造は一緒ですね。ただ、小さい点ですが非常に大きなインパクトのある相違があります。以下の写真です。


ピンのもぐり深さの違い



このソケットが対象とする昔の真空管は足が4本。この4本足の位置を決めるために、真空管のベース部分に「位置決めピン」があるのですが、この位置決めピンのもぐり量が随分違います。自作のソケットは0.5mmの真鍮版1枚分しかもぐらないので、もぐり量も0.5mmなのですが、市販ソケットのほうは強度を稼ぐためか、8mm近くももぐるようになっています。

こんなにもぐっちゃうとどうなるかと言いますと、以下の写真のように、真空管を「くいっ」と回すときに、非常にベースを持ちにくくなってしまうのです。


ベースのもぐり具合



自作のものですとベースがそんなにもぐりませんから指をかけやすい。
市販のものはかなりもぐるので、ベースに指をかけにくく、真空管のガラス本体部にも力が入っちゃいそうでとってもイヤな感じなのです。

これって1920年代当時は実際、どうやって真空管をソケットに抜き挿ししたんだろう。大胆にガラス部をもって「くいっ」ってやってたのかなぁ。
真空管も製造されてまもなくのピカピカの新品時代であればそういう大胆な扱いにも耐えたのかもしれませんが、80年も経過した今、ベースの接着剤もかなりカラカラになってきてしまっています。ガラス部をもって「くいっ」なんてやろうものなら、そのままベースとガラス部が分離してしまいそうですよ、マジで。

自作ソケットは、実はこのへんも考慮して薄い真鍮版一枚で押さえるようにしたんです。

とはいえ\6K/2個もした1920年代中古の市販ソケット。せっかくですからなんとか使いたいので、『当時のラジオ少年はこれどうやって使ったのかなぁ・・・』なんて考えながら、真空管をぐいぐいやっていたら「ぺきっ」と、非常に不吉な音がしてなんだか手の中に微妙なぐらつき感が。

あ〜〜〜、やってしまった。完全分離こそしませんでしたが、ベースとガラス部が一部剥離してガラス部がぐらついてくる「ルーズベース」という状態を引き起こしてしまいました。

仕方がないので今日、出かけついでに99ショップを覘いてみたら、なんと瞬間接着剤が\104-で売っていたので即購入し、応急手当しました。

しかし今の時代、\104-で瞬間接着剤が買えるとは。しかも、1gミニ充填チューブx2 で、\104-です。瞬間接着剤って一旦開けるとそのチューブは数日後には固まっちゃうことが多いので、結局大半が無駄になっちゃうんですよね。昔から『10滴50円ぐらいで売ってくれれば・・・』ってよく思っていたのですが、だから、こういう小分けで使えてしかも安いってのは、とっても合理的でいい感じです。

本日のツッコミ(全9件) [ツッコミを入れる]
_ まつ (2006年09月29日(金) 01:41)

> 大胆にガラス部をもって「くいっ」ってやってたのかなぁ。

まぁ、私などは、電球(白熱灯やクリプトン球とか)は
あまり深く考えずにガラス部分を持ってねじ込んでいます。
昔(小学校時代?)、豆電球をソケットに強めにねじこもうとして
同じように根元を剥離させてしまったことがあります。

古〜い真空管を使う、ということは、
いろいろと気を使うのだなぁ ということなんですね。
真空管側を瞬間接着剤で補修するか
ソケットの位置決め部分以外を除去加工するか
悩ましいですね。

_ 青木 (2006年09月29日(金) 09:28)

昨日真空管を手に持って、「ぼけ〜」っと考えてみたのですが、昔の真空管っていまどきの裸電球とほぼ同じ形態なんですね。つうことはきっと、いまどきの裸電球みたいに、ガラス部分を持って「くいっ」ってやっていたんでしょうね。
ということは、そういう操作を前提に作られた当時のソケットを今使うことは大変に危険かもしれないので、仕方ないのであと何個かソケット自作することにしました。

_ まつ (2006年09月29日(金) 18:57)

以下、あくまでも私なら、ということで空想してみました。
・真空管の脱着時に根元に指をかけたい
・真空管の根元(金属部)には通電しなくてよい
 (白熱電球などとは違う)
・回転方向の位置決めが必要
・装着時の真空管の抜け止めは位置決めを兼ねたピンだけである
などの制約と、作りやすさを考えて、以下のような構造を考えました。
基本は、ベース板に3本の支柱を立て、これで保持する。
支柱のうち一本に溝を掘り、位置決め&抜け止め機能とする
というところです。

http://ure-c.net/test/test2.html

_ 青木 (2006年09月29日(金) 21:24)

まつさん:ありがとうございます。
実はその構造、私も考えてみたのですが、真空管の足を下から押し上げるように接触させる接点部が、結構な力で押し上げる必要があって、その押し上げ力がかかった状態で真空管を回転させる必要があるのと、装着時に常に押し上げ力がかかっているということがあって、強度的に不安を感じて周囲を包囲する構造にしてみました。
とはいえ、実際作ってみるとあの穴あけ、予想以上に大変だったので次回策は、支柱方式(最上部に位置決め用に薄い板で輪を作ったもの装着)も検討しています。

_ まつ (2006年09月30日(土) 09:44)

なるほど。
支柱(だけ)方式だと装着時の操作性に難があるかもしれませんね。

スプリングと同様、土台に支柱の径の穴をあけ
最後の板越しに(釘でなく)ねじで固定すれば
(あるいは、釘と接着剤併用すれば)
垂直性確保、抜け方向強度 とも十分かと考えましたが
最上部の板があれば それに越したことはありませんね。

ただ、何個か作る予定とあったので、
十分な工具が無くて大き目の穴をあける加工は難しいと考え
極力避けようとして極力シンプルになるよう考えたのでした。

_ 青木 (2006年09月30日(土) 09:55)

まつさん:そうなんですよね〜。今回は実用性評価で一個だけハンドメイドだからまだやる気にになったのですが、あのドーナツ穴あけ、本当に大変。これを機に糸鋸台買っちゃおうかなんて考えているぐらいです。
昨夜寝ながら考えたのですが、支柱を太くして、土台の板厚を21mmぐらい確保して穴あけして支柱を挿せば、結構いけるかな? って、思いなおしています。
ドリルだけで空く規模の穴で済めば、ほんとうに楽になりますので・・・
いろいろとありがとうございます。

_ まつ (2006年09月30日(土) 11:57)

糸鋸(糸鋸台)があっても円形穴をきれいにあけるのは案外むずかしいし
時間もかかりませんか? (あ、私が不器用なだけかも(笑))
もちろん自由形状を切るためには糸鋸必須ですが、
決まった径の円形穴を複数作る目的であれば
自由錐(自在錐)とかホルソーを買う方をお勧めしてみます。

いずれにしても、満足のいくソケットができるといいですね。
(本来の目的を考えれば余分な工程だと思いますが、
出来上がりが目に付くソケットが会心の出来だと
お酒もうまいし、音も少しよく聞こえるのではないかと...)

_ まつ (2006年09月30日(土) 12:11)

私は基本的にメカ系(?)なので、ついつい気になって...
以下のおせっかいは どうか ご容赦願います。

ソケット、(白)塗装されたのでしょうか。
木材塗装前には目止めをしてやると効果抜群です。
(もちろんご存知の上、あえて省略されたのだと思いますが)

_ 青木 (2006年09月30日(土) 17:27)

実は今回、あの内穴は自在錐で開けたのですが板厚があると綺麗に穴開けるのなかなか難しいです。欲張らないで1cm厚ぐらいの板を3枚重ねにしたほうが綺麗にできるかな・・・って感じです。ホールソーはちょうど真空管サイズのものが無くって・・・ワンサイズ4K円ぐらいするやつだと1mm単位であるのですが、4K円に躊躇してます。しかもワンサイズですし ^^)。
今回外周はジグソーで切り出したのですが、ジグソーより糸鋸のほうがこういう小物には向いているように思います。
あと、塗装ですが、私はよほどのことがない限り塗装はしないんです。乾かすのが面倒っていうのもあるのですが、塗装しちゃうと意外なところではっついちゃったりして・・・
木の地がむき出しってのも、それはそれでいいもんですし。

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