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かにの泡ぶく

内容は限りなくフィクションであり、嘘八百です。
本当だよ。


日付の下に天候が表示されている時それは、@東京国際空港(羽田空港)です。

2009年07月04日(土) フォビオンとの戦いは続く・・・

14:00現在曇 26℃

_ SIGMA DP2のISO50その後・・・

6月30日の泡ぶくで、シグマDP2がISO50で高輝度部分に色抜けを起こすことを報告しました。その翌日、シグマのサポートへメールで質問をお送りし、Raw画像を送る等何度かのやりとりをさせていただいた結果、いちおうの結論を得ることができましたのでまとめておこうと思います。

■SIGMA DP2のISO50で高照度下高輝度色抜け(特に黄色)が起きる件について
 2009年7月4日時点でのまとめ

・これはハイライト部位の色抜け現象である。 ・7月2日に公開ホヤホヤの、SIGMA Photo Pro 3.5.2 ではこの点改善をしているので  試してみてほしい。 ・しかしながらISO50では当該現象の懸念があるため、高照度下で高輝度被写体を撮  影する際には、ISO100の使用推奨。

以前にもシグマのサポートさんには何度か質問をさせていただいているのですが(Rawのフォーマット教えて / ダメ! 等)、迅速丁寧で、ちゃんと話が通じるとても気持ちの良い対応をいただいております。いわゆるマニュアルリプライではなく、知識を持った担当者が、ちゃんと個々の事情を考えて対応してくれているように思えます。本来は通常がこうあるべきなのでしょうが、最近あるべきものがないどころか、むしろカスタマーであるこちらが不快感を覚えるような対応をされることすらありますから、シグマの対応を見ていると、基本をちゃんと押さえるってことは当たり前だけどとても大切なことなのだなぁ・・・と、感じます。

というわけで、早速公開ホヤホヤのSPP 3.5.2をゲットしてISO50のRawを現像してみました。

SIGMA Photo Pro現像比較その1

左が問題認識したSPP 3.5.1での現像結果。真ん中が改善されたというSPP 3.5.2。一番右が、黄色が飛んでないISO100 / SPP 3.5.1 での現像結果です。

左と真ん中を比較してみますと確かにSPP 3.5.2 で白飛びは軽減してはいるものの、完全に解決はしていないようです。やはり、ISO50の使用は控えたほうが無難ですね。

興味深いのは、完全では無いにしてもここまで改善するってことは、SPP の中では上下結構切り捨てている部分があるってことなのでしょうか。う〜む、なおのこと、自力現像してみたいところだなぁ・・・

さて、ISO50がこうまで違うと他の感度でも差が当然出てくるのではないかと思い、ISO100のRawをSPP 3.5.1と3.5.2で現像してみました。

SIGMA Photo Pro現像比較その2

むぅ、SPP 3.5.1 -> 3.5.2 で、赤付近の色相がかなり動いているようです。緑〜青にかけてはほとんど変化が無いのに対して、赤が随分様子が変わっています。暗部〜中間調にかけては大きな変化はなさそうですが、ハイライトにかけての明るい部分の雰囲気がガラっと変わってます。ぱっと見鮮やかになったというか。

Raw撮りを基本としていると、こういうとき困るというか、悩みますね。過去に現像して生成したJPEGをどうしようかと。JPEG撮りの場合でも、カメラFWをバージョンアップすると画調が変わることはよくありますが、JPEG撮りであれば過去に撮影したものはもはやどうしようもないので悩みようが無いのでよいのですが、Raw撮りだと、過去に遡って新しい現像ソフトを適用できますからねぇ・・・

もともと私の基本はJPEG撮りで、DP2の場合はやむを得ずRaw撮りしているという事情がありますので、いっそ、現像してJPEGを得たRawはその場で捨ててしまおうか・・・などと、本末転倒なことを検討している土曜日の昼下がりです。


2009年06月30日(火) シグマDP2のISO特性や露光特性などなど。

20:00現在曇 23℃

_ アカデミックな話題続きで・・・

この頃 かにの泡ぶく にしては珍しく、アカデミックな話題が続いてしまったがためにどうでもよい話を書きにくくなってしまった今日この頃、みなさま如何お過ごしでしょうか・・・

自分のブログに書くのに気を遣うってのもアホな話なのですが、まぁたまにはそんな緊張感があってもいいか・・・と、思っていたらあっという間に一週間以上更新期間が開いてしまいました。

さてと、それでは勇気を持って ^^)、久しぶりに更新してみましょうか。

_ シグマDP2のISO50の謎解明(あまり嬉しくない)。

シグマDP2は、ISO AUTOの設定で撮影していると、ISO100と200(フラッシュ撮影時はISO100,200,400)で感度が自動的に切り替わります。なお、メニューで手動設定可能なISOモードは以下の通りです。

■SIGMA DP2の設定可能ISOモード

------------------------------- ・ISO AUTO(購入時初期設定モード) ------------------------------- ・ISO50 ・ISO100 ・ISO200 ・ISO400 ・ISO800 ・ISO1600(RAW撮影のみ) ・ISO3200(RAW撮影のみ) -------------------------------

ISO1600と3200についてはRaw撮影時のみ設定可能です。これは、カメラ内での画像処理では荷が重過ぎるので、PC上で現像ソフトで高度なノイズリダクションをかけさせてねってことでしょう。ま、その事情はよくわかります。OK了解です。

しかしISO AUTO時にはどんなに明るいところに持っていってもISO50になりません。露光オーバー警告を出したままガンとしてISO100で踏ん張ったままなんです。それが仕様なので別に異常では無いのですが、ISO50があるのに『なんでISO AUTOでISO50にならないんだろうか』という購入時からの謎、今回その謎が解けました。

昨日の午前中、梅雨の合間で日も差していたので主に高感度側の実用ISO感度域を調査する目的で近所でお花とマクベスを撮ってきました。まずはその結果からご覧ください。

■撮影データ

  撮影日時 :2009年6月29日午前中(Exifタグ残してあります)。   シグマDP2 :プログラムAEでISO固定モードでRaw撮影。         Sigma Photo Pro 3.5.1 で全ての補正ゼロで現像。
  注意!  :少し思うところあり、Exifタグのシリアル番号は、         意味の無い文字に置き換えてあります。

_ SIGMA DP2の屋外ISO別サンプル画像(花壇)。

ISO50からISO3200まで順番に並んでます。ISO1600以上はND8で減光してます。

ISO50とISO100の画像を見比べていて 『!』 となりました。みなさんもぜひリンク先のオリジナルをローカルに保存して、画像表示可能なソフトで比較してみてください。

なんとISO50では、黄色が飽和してある日突然真っ白になっています。黄色は本来、青成分が少なく、赤と緑で構成されるべき色ですがISO50では、高輝度域にある黄色は青が突然レベルアップしてしまい、結果、白くなってしまってます。

マクベスの黄色の彩度と、マクベスの上にある黄色いお花の花びらを見てみてください。『なんじゃこりゃぁ・・・』 って、感じです。はじめは現像ソフトの設定を疑ったのですが設定は問題無し。カメラ内で画像生成されているRaw画像ファイル埋め込みのJPEGサムネイルでも同じ現象が確認できますので、これはどうやらフォビオンセンサーの特性のようです。

ISO50の画像、マクベスの黄色を見れば色のノリが異様に薄いので異常に気が付きますが、もしこれ、マクベスが無くて、しかも比較画像無しでISO50でしか撮ってなかったら、黄色いお花の色抜けも、太陽光の反射かなにかのように見えてしまいさりげなく気が付かなかったかもしれません。危なすぎるぞこのトラップ。

屋外で絞り開けて撮ろうと思ったときに晴天だったりするとついついISO50にしようかな・・・なんて思うこともあったのですが、ISO AUTOでISO50になぜ下がらないのか謎であり、下がらないからにはなにかわけがあるのだろうと思って今まで使うことの無かったISO50モード。ISO AUTOでISO50に下がらない理由は、『使ってはいけないISOだから』 『使うと色再現がおかしくなるISOだから』ということのようです。


    2009年7月1日 10:30追記:
    当初ISO50については、黄色がヘンになることから「使ってはいけない」と表現していましたが、色再現がヘンになるにしても使うことによってカメラが壊れたり撮影者が危険にさらされたりするわけでもなく、それよりなにより製品に設定可能なISOモードとして用意されているモードですので、「使ってはいけない」という表現は改めさせていただきました(当たり前ですが取説にも「使ってはいけない」なんてどこにも書いてませんし)。

    なお、「■まとめ:SIGMA DP2の実用感度域についての私の判断」の欄については、これはあくまで私の判断としてですので、当初の表現のまま記しておきます。

そんなのありでいいのでしょうか? まぁでも事実あるので仕方ありません。ではなぜ、使ってはいけない 使うと色再現がおかしくなるISO50が用意されているのか・・・新たな謎です。

『黄色がヘンになっても絞りを開けたい』というときのための緊急回避的モードなんでしょうか・・・私だったら、黄色がヘンになるぐらいなら絞り開けられなくてもISO50なんか使わないし、NDフィルタ持って歩くようにします。

感度上げればノイズが増えるのは、この手のカメラを使う人間は常識として知っているでしょうからISO400以上でノイジーになることについていちいち説明が無くてもまぁいいでしょう。しかし、ISOを下げたら色が抜けるなんて、なかなか思いつかないブービートラップです。せめて取説に一言、『ISO50は緊急回避的低感度モードです。特定の色域の再現(主に黄色)に問題を生じる可能性があります』とかなんとか書いておいてくれればいいのに。

はじめは当然、私の個体に限った初期不良かと思ってすぐさま検索エンジンで "DP2 ISO50 黄色" と検索してみたのですが・・・どうやら初期不良ではなさそうです。

いずれにしても謎が解明してよかったです。が、いくらなんでもあれですので、本件はシグマに問い合わせてみることとしましょう。

フォビオンセンサー上で青は一番面積が小さく赤が一番大きいのですが、感度下げすぎる(=単位面積当たり受けるフォトン数が多くなる)と、赤とか緑で受けた電荷が青に流出して青のレベルが上がってきちゃうんですかね。

_ SIGMA DP2の屋内ISO別サンプル画像(適当チャート)。

ISO50からISO3200まで順番に並んでます。ISO15739のノイズチャートを撮影してますので、ある程度の定量評価が可能です。興味あるかたはされてみてください。フォトショップ等であれば、各色チャンネルで同じ輝度のパッチを範囲選択してヒストグラムを観察し、標準偏差が小さいほうがノイズが少ないということになります。

屋内では屋外で確認されたISO50での顕著な黄色抜けも確認できません。高輝度域に黄色が無いシーンではISO50問題は表出してこないってことです。

一般的にデジカメの撮影感度は、低ければ低いほどノイズ的には有利になります。ISO50とISO100でノイズ量を比べてみますと、頭ひとつ分、ISO50のほうがS/Nがいいですねやはり。しかしまぁ、ISO100でも充分ノイズが少ないので、まぁISO50使えなくてもそれほど困らないな・・・黄色がおかしくなるリスクを考えたら、DP2はISO100〜 で使うべきだと、私は判断します。

_ そしてシグマDP2の実用感度域は・・・

屋外ISOテスト撮影で思わぬ予期せぬ問題に遭遇してしまいましたので、(ISO AUTOで下がらないのでなにかあるとは薄々思ってはいたものの・・・)まさかISO50が除外されることになるとは思ってもみなかったのですが、ではさて、本来の(?)主旨である高感度側の実用限界はどの程度まででしょうか?

これは、各人の趣向が大いに反映されるところですのでなんとも難しい問題です。屋外、屋内のサンプルをよ〜〜〜く見てみますと、以下のことがわかります。

・ISO50は色(特に黄色)が危険なので使わないほうが吉。
・ISO100, 200は、全くなんら問題なく常用可能。
・ISO400は、ISO100, 200の延長線上の画像となっている。
  →ノイズ感の増大はあるものの、画像の性質上大きな変化は無い。

・ISO800になると、なにか別のスイッチが入る。   →ゲインアップによるノイズ増大に対応するため、ノイズリダクションが明らかに    高感度モードに切り替わっている。   →彩度もガクっと、落ちはじめる。
・ISO1600, 3200はノイズ共存の世界となっている。   →あくまでもディテールを残さんがために、過度にノイズリダクションをかけるこ    となく銀塩フィルムの増感現像チックな状態を許容している(素晴らしい!)。

色再現は屋外のお花の画像で。ノイズや細部描写は屋内のノイズチャート、マクベス、CZPや画面右上のほうにあるマクベスの箱に印刷されている文字などを観察することで判断できます。

まぁあれだ、ISO400まではまるで問題なく常用可能だと思います。ノイズがよっぽど気になる人でも、まぁ許容できるレベルではないでしょうか。しかしながらISO400になると中間調のグラデーションが汚くなってくるのが明確にわかるので、ポートレートとか、艶めかしいモノを撮影するときにはISO200まで、できればISO100で撮るようにすべきでしょう。

そう考えるとISO AUTO時にISO400まで行かないで、100と200で行ったり来たり・・・というのは、実に無難かつ安全な設定と言えます。

問題は、ISO800からです。

大昔、ネオパンSSS(ASA200)をパンドールでASA1600ぐらいまで増感現像していた私から見れば場合によってはISO3200の画像でさえもOKと思えちゃいますが、う〜〜〜〜ん、ISO800以上は本当に緊急回避的に使うか、あるいは、粗粒子的表現手法で使うかってところですかね〜〜・・・ そしてなんかこう、ISO800の画像はいまいち踏ん切りがついていない感じがします。むしろISO1600の画像のほうが、痛快感があります。

DP2の画像を見ていると、ISO400とISO800の変貌の仕方があまりにも急激に感じるのです。ISO800を使うのであれば、2段ぐらいアンダーになってでもISO400でRaw撮影して、現像時に補正してあげたほうがよさそうな感じもします。

■まとめ:SIGMA DP2の実用感度域についての私の判断

・ISO100, 200 での使用を強く推奨(ISO AUTOで撮れ)。
・ISO50は色がヘンになって写真が危険なので使ってはイケナイ。
・ISO400は普通のスナップであれば特に問題なく使用可能。 ・ISO800にするぐらいなら、多少アンダーでもISO400/Raw撮りで頑張る。 ・ISO400/Raw撮りでもダメそうな低照度下では、ISO800飛ばして1600で撮る。

露光オーバー/アンダー耐性のデータも採取したのですが、まだまとめてませんのでまた後日、ご紹介したいと思います。

しかしさすがDP2というかフォビオンセンサー機。ISO3200でも細部ディテール喪失が最小限度なのは見ていてとっても気持ちいいです。ISO3200でもマクベスの箱の文字がしっかり残ってますもの。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ 通りすがり [難しいことはよくわかりませんが、黄色がちゃんと写らないモードなんて、「使ってはいけない」って断じてしまっていいんじゃ..]

_ 青木@管理人 [いや〜、まぁそうなんですが、でも、中には黄色がおかしくなってもいいって思う人も居ないとも限らないかなぁ・・・と。 ..]


2009年06月20日(土) シグマDP2を持ってプチ旅。

21:00現在曇 23℃

_ 久里浜-金谷の東京湾フェリーに乗ってみた。

なんの理由もなく・・・いえ、しいてあげれば「乗ったことないので乗ってみたい」「金谷って行ってみたことないので行ってみたい」というだけぐらいの理由で本日、久里浜-金谷間を往復している東京湾フェリーに乗ってきました。

気ままな一人散歩なので、東急&京急&徒歩を駆使しての日帰りプチ旅。

いや〜、14kmも歩いてしまいました。

とっても疲れたので、詳細はまた後日まとめます。今日はもう、晩酌でゴキゲンになっちゃったので、また明日〜!

しかしDP2は楽しいです。最近、京急大師線撮影に行ったり、桜木町でテスト撮影したり、今日もなんの必然性もなく、思うがままに金谷まで行ってみたり・・・してますが、こんなことしようと思うのも、DP2を持って外に出たいなぁ・・・って、思うからなんですね。

「写真」を撮ることの楽しさを、感じることのできるカメラです。DP2は。

_ 日焼け跡がヒリヒリ痛い(2009年6月21日 16時10分追記)。

上で書きました昨6/20の金谷行きですが、朝は曇りだったものの、金谷ではときたま日が差すような薄曇り。こんなぐらいならそれほど日焼けしないだろう・・・と、甘く見ていたのがいけなかった。真夏の快晴の日、海で焼けたぐらい日焼けしてしまいましたよ。

夏至のころの紫外線パワーをなめてかかっては、いけませんですね。

金谷港からJR内房線の浜金谷駅まで歩いて、そのあと竹丘駅まで往復歩いてみたのですが、おそらくこの歩行時に焼けたのでしょう。ちょうど正午をはさむ時間帯に、延々歩いていましたので。

昼食は竹丘駅近くに見つけた「磯料理マルゴ」という食事処で、鯵のたたきと天丼を食べました。いやもう激ウマ!

 
 

天丼の写真は、お箸にピントを合わせるべきか、奥にある茄子天に合わせるべきか悩んだのですが、結局獅子唐に合わせました。

あ、船の写真はDP1です。パースを見ればわかるかとは思いますが、念のため。


2009年06月13日(土) 梅雨入り直後にもう中休み?!

23:00現在曇 20℃

_ シグマDP2 vs エプソンR-D1 vs エプソンL-500V 横浜桜木町周辺で比較撮影。

今週は実にバタバタしていて本当にあっという間に週末って感じです。

昨、6月12日(金)に、毎年恒例 画像センシング展@パシフィコ横浜 に行って来ました。かにこむ のクライアントさまのブースにご挨拶しつつ、一通りざっと見てきました。例年に比べてなんとなく、来場者少なめかな? って感じですかね。

せっかく桜木町まで来ましたので、ついでにDP2、R-D1 + Mロッコール40mm/F2、L-500Vの3機種を使って比較撮影してきましたので、以下に掲載したいと思います。

いや〜、暑かったです。日焼けして首の後ろがひりひりしてますぜ。

今回、実はR-D1のRaw現像について、大変悩みました。悩んだのはシャープネスの設定なんですが、すなわち理由はこうです。DP2の現像ソフト「SIGMA Photo Pro 3」は、シャープネスをゼロに設定した場合これはおそらく、シグマが考える「最適な」シャープネスデフォルト強度が適用されているんですね(あくまで青木推測です)。それに対してエプソンの「EPSON Photolier」は、R-D1のRaw現像においてシャープネスをゼロにすると、本当に一切のシャープネスがオフになって、なんにもかからない画像を生成してくるようなんです。

この両者を単に設定「ゼロ」同士で比較してもあんまし意味ないな〜って、思いません?

よって今回は、R-D1側は、私の主観で見た目自然な解像感を維持する範囲内で、現像ソフトのシャープネスを設定することにしました。とはいえほんのちょびっとですけどね。

DP2の画像は、むしろぼかしたくなるぐらい滅茶苦茶解像していますから・・・

屋外撮影なので、画角についての考慮は全くされてません。すなわち、135フィルム換算で言えば、L-500Vが35mm相当、DP2が41mm相当、R-D1+Mロッコール40mm/F2が60mm相当。L-500Vが最も不利な状況であるという点を踏まえ、画像を見てくださいね。

あ、あと、L-500Vは大変にくたびれてます。1.5mぐらいの高さからコンクリ路面へ落としちゃったりとかしてますので、その点ご留意ください。

■撮影条件

  シグマDP2  :絞り優先F6.3。Raw撮影。現像ソフトはほぼ標準のまま。          多少露出調整と彩度ほんの少しプラス。          シャープネスは、ゼロ。   エプソンR-D1:M-ロッコール40mm/F2は、F8.0に絞ってRaw撮影。          現像ソフトは標準設定のまま。          シャープネスは、プラス2ぐらい。      L-500V:AUTOで撮影。

いつもはDP2もM-ロッコールも、F5.6で撮っていたのですが今回はそれぞれもう少し絞ってみました。と言いますのも、DP2で1〜3mぐらいの距離にあるものを撮るときにはF5.6あたりがとてもいい感じなのですが、撮影枚数稼ぐうちに、無限遠を撮る場合はなんとなくもう少し絞りたいな〜 という感じがしないでもない感じがしたのです。で、今回は、F6.3にしてみました。それに合わせてM-ロッコール40mm/F2もF8.0にしてみました。M-ロッコール40mm/F2はF11.0まで絞っても小絞りボケほとんど発生しないことは大昔に確認済みですので、F8.0までなら安心して絞り込めます。


シグマDP2画像

エプソンR-D1画像
エプソンL-500V画像




シグマDP2画像

エプソンR-D1画像
エプソンL-500V画像




シグマDP2画像

エプソンR-D1画像
エプソンL-500V画像




シグマDP2画像

エプソンR-D1画像
エプソンL-500V画像




シグマDP2画像

エプソンR-D1画像
エプソンL-500V画像

この写真、ビルの壁面に四角い模様があるのですが、当然のことながらビルのず〜っと上のほうまで、連続して模様が入っています。どこまでこの模様が解像しているか、見てみると面白いです。




シグマDP2画像

エプソンR-D1画像
エプソンL-500V画像




シグマDP2画像

エプソンR-D1画像
エプソンL-500V画像




シグマDP2画像

エプソンR-D1画像
エプソンL-500V画像




シグマDP2画像

エプソンR-D1画像
エプソンL-500V画像



_ シグマDP2のみ番外編画像。

 


_ 所感。

こうして見ると、案外L-500V(実売2万円台だったコンパクトデジカメ)も頑張っているなぁ・・・って、ちょっと感心しました。

DP2の解像感が圧倒的である点については明白で、これに異議を挟む余地は無いものと思いますが、でもどうですかね? R-D1+Mロッコール40mm/F2の描写も、相当いい感じだと私は思います。

むしろどっちかと言うと、DP2の・・・フォビオンセンサーのこの解像感は、異常です。どうもこうなんというかちょっとおかしい。解像しすぎっていうんですかね。黒と白の境目がなさすぎるというかなんというか・・・

DP2の描写、私は嫌いではありません。むしろ好きですよ、はい。ここまで『これでもかぁっ!』って解像しているこの様は痛快なんですけど、でも、R-D1 + M-ロッコール40mm/F2のこの自然なエッヂ部の解像感、消失感も、見ていて心地良いって思うんですよね。

思えばデジカメもすごい世界になってしまいました。


2009年06月06日(土) またも雨。もう梅雨入り?

10:30現在霧雨 19℃

_ シグマDP2の解像度を測定してみた。

正直ド肝を抜かれました。

解像度チャート

左図が、ISO12233解像度チャートです。これを基本的には上下の幅を合わせて撮影することで、その撮像系の解像度を定量的に評価することができます。まぁ、アスペクトの定義が滅茶苦茶なデジカメでいったいなにをどうしろと? という話もありますがまぁそこはおいといてですね、ISO標準に則って調べてみました。

測定結果は通常「TV本」という単位で示されます。黒と白とが交互に入れ替わる縞々模様を写した際に、どこまで細かくこれを再現できるかということを示します。黒と白をそれぞれ1本と数えます。すなわち、黒白ペアで2本になります。例えば垂直解像度であれば、水平線がどれだけ細かく記録できるかを示します。



例えば、画像の画素数が 横2640 x 縦1760 Pixel であった場合、垂直解像度の理論的最高値は、1760本になります。これは、1ライン毎に黒と白を引いた場合の値です。1ラインが最小描画単位ですからね。



で、今回、DP2の解像度を測定してみたのですが・・・比較のために、エプソンR-D1にいろんなレンズを付けたものも合わせて撮影しました。

撮影は全部rawで撮って、それぞれの現像ソフトで現象しました。現像設定は、全てAUTOです。撮影条件は、以下の通り。

■シグマDP2とエプソンR-D1解像度チャート撮影

  シグマDP2  : 40mm/F2.8レンズを、F5.6で撮影   エプソンR-D1 :           Mロッコール40mm/F2レンズを、F5.6で撮影(近代レンズ)           ズミクロン50mm/F2レンズを、F5.6で撮影(レンズ製造:1956年)           キヤノンLマウント50mm/F1.4レンズを、F8で撮影(レンズ製造:1960年代?)
  DP2はISO100でAE、R-D1はISO200でAE。三脚にしっかり据え付けて撮影。   解像度チャートは白が多いので、その分露出補正した。

解像度の測定には、HYResというソフトウェアを使いました。無料配布されています。解像度チャートを撮影した画像があれば、定量的に解像度を測定してくれるものです。

まずは撮影画像を紹介しましょう。全面画像を載せてもアレかと思いましたので、比較しやすいように中央部分にある水平、垂直チャートをピクセル等倍で切り出し並べた画像を掲載します。R-D1の画像のほうがチャートが大きいのは、画像サイズが大きいからです。ちなみに:

■撮影画像サイズ

  シグマDP2  :横2640 x 縦1760 Pixel   エプソンR-D1 :横3008 x 縦2000 Pixel

です。

R-D1画像はレンズ毎に微妙に画角が合ってない点は愛嬌ってことで ^^) ま、ズレは少ないですし、HYResはこのへんも補正してくれますので大きな問題ではありません。

垂直解像度     水平解像度

■HYRes3.1で測定した結果(単位:TV本)

               | 垂直解像度 | 水平解像度 |   -------------------------+--------------+--------------+   DP2           |  1823   |  1847   |(!)   R-D1 + Mロッコール40mm  |  1556   |  1469   |   R-D1 + ズミクロン50mm  |  1696   |  1395   |   R-D1 + キヤノンL50mm   |  1500   |  1402   |   -------------------------+--------------+--------------+

いやこれおかしいでしょDP2の値。だって、水平ライン1760本しか無いんですよ。でも、実際の画像を見ると、確かにこういう数値が出てくる気持ちがわからないでもないです。


    2009年6月6日 13:20追記

    解像度の評価方法について少し細かく調べてみました。
    このISO12233解像度チャートを用いたデジカメの解像度評価法については、CIPAから「DC-003-2003 デジタルカメラの解像度測定方法」というドキュメントが発行されております。
    これによりますと、解像度測定については、『視覚解像度評価パターンのくさび線数が変化(5本→4本のように)した空間周波数を解像度とする。単位は画面高さあたりの本数で表す。』とあります。
    なるほど。この規定に則って考えれば垂直画素数以上の垂直解像度が測定されてもおかしくないです。

    すなわち、DP2は、センサー上の1ライン(1ピクセル)にまできっちり解像させるレンズを持ち、また、その信号をそのまま画像化することのできる性能を持っている ということです。

    具体的に説明しますと、9本くさびが画像上1ライン単位まで完全に解像しているため1760本は完全にクリアしてしまう。そして、9本が8本になる解像度は、垂直画素数(1760本)以上のところになってしまうということです。

    というわけで、DP2の解像度値は、これでもおかしくはない ということになります。

今回使った解像度チャートは2000TV本までしか測定できないのですが、DP2に関して言えば限りなく解像しているっぽく見える偽解像なんですが2000本までいっちゃってるようにすら見えちゃいます。水平ラインが1760本しかないのに2000本も解像するわけないのですが、そう見えちゃうところがなにかおかしい。これが、DP2のすさまじくも異様なまでの、超写実主義的精密絵画風な画調をもたらしている要因なのでしょうか・・・??

DP2に関して言えば、少なくとも私が今まで持っていたデジカメ・・・映像をデジタイズする機器全般に対する概念では対応できない・・・してはいけない・・・ということが、わかりました。

DP2以外のレンズに目を向けてみればやはりズミクロンはさすがです。この中にあって最も古い設計、製造の光学系(1956年)であるにも関わらず、古さを全く感じさせない数値を出しております。

しかし面白いのは、R-D1については信号処理が全く同じであっても、付けるレンズが違うだけでこれほどまでに解像度チャートの解像減衰に差が出てくるんですね。線の消失の仕方とか、色の付き具合などを見ていると実に面白いです。また、垂直解像度で1700本近い数値を記録したズミクロンが、水平解像度値が低くなってしまうってのも面白い現象です。R-D1のOLPF含めたセンサー系及び信号処理(現像ソフト)の特性なんでしょうね。



DP2に関しては今日はこれ以上追及したくないのでもう忘れてですね(笑)、少し面白い実験をしてみました。

ベイヤーの画素補間処理が解像度にどれほどの影響を与えるか? ということを、簡単に検証してみました。方法はですね・・・(ベイヤーセンサーの信号処理の知識が無いと、少し難しいかもしれません・・・)

  R-D1 + Mロッコールで撮影した解像度チャートのRaw画像ファイルを起点として・・・
  
  1) 純正現像ソフトで現像してRGB画像化する(上で掲載測定したのと同じ画像)
  2) 自作ソフトでRawから画素値を取り出して、それぞれをグレイ画素としてグレ
    イスケール画像化する
    →すなわち画素補間処理が一切無い!
    
    当然ですがGに対してRとBにはそれぞれゲインを乗じて出力レベルを揃える処
    理を入れています。

ベイヤー信号処理については2008年9月20日の 泡ぶくも少し参考になるかもしれません。今回はこの図において、赤緑青で塗ってある画素を、それぞれそのまんま(RBにはゲインをかけて)グレイスケールの1画素にした画像を生成するということです。

R-D1現像手法による解像度比較

差は歴然! 一目瞭然! なんという素晴らしいヌケの良い画像!

■HYRes3.1で測定した結果(単位:TV本)

               | 垂直解像度 | 水平解像度 |   -------------------------+--------------+--------------+   純正現像ソフト画像    |  1556   |  1469   |   Rawいきなりグレイ化画像 |  1806   |  1473   |   -------------------------+--------------+--------------+

これは大きな差! これが画素補間によるロスですね。Mロッコールさすがです。垂直解像度はほぼ理論的最大解像に近い値が出ております。画素補間無しであれば・・・すなわち、センサー上には、きっちり結像しているってことが、今回明らかになりました。

相変わらず水平解像度が伸びませんねぇ・・・これはもう、ほぼ間違いなくOLPFの影響でしょう。

ベイヤー信号処理におけるこの画素補間処理は、各社各様いろいろなノウハウが結集されているところです。ですから今回はあくまでも、『エプソン純正R-D1現像ソフト EPSON Photolier Ver. 1.22の画素補間処理との比較』であることに充分留意してください。他社の現像ソフトで画像化すればまた違った結果が出てくることになります。

しかしそうとは言え、ベイヤー画素補間処理でロスが発生するのは必定。色情報を記録するエリアセンサーとしてのベイヤー画素配置は確かに合理的ではあるものの、持って産まれたその定は、あまりにも重いです。

別件ですが今回新たな発見がありました。R-D1は、最終生成画像を得る際にセンサーからの画像を、ほんの少し縮小リサイズしています。上にあげた解像度チャート画像は、起点は同じRaw画像ファイルです。これを、純正ソフトで現像したものと、自作ソフトで画像化したものをピクセル等倍で並べたものなのですが、もし、純正ソフトでリサイズ処理がなければ被写体サイズは完全に一致するハズです。

う〜む一体なんのためにリサイズしているのでしょうか・・・新たな謎が発生しました。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_  [いいですね。Y系算式と 色の計算式えを それぞれにて製靴すると 輝度モアレが良くなりそうですね。  欲..]

_ 青木@管理人 [DP2すっかり惚れ込んじゃいました ^^) 最近にしては、ようやく面白いデジカメに出会えたって、感じです。]


2009年06月05日(金) 雨雨雨・・・

12:00現在霧雨 20℃

_ シグマDP2のこと。

DP2がやってきて早10日が過ぎました。1年前に買ってすぐにお蔵入りしたDP1とはえらい違いで、DP2ではほぼ毎日、なんらかのものを撮影しているように思います。

今日は、DP2を10日間使っての所感なぞをば。

_ 写真を撮るのが楽しいDP2。

やっぱりレンズの焦点距離が135フィルム換算で41mm相当ってのが大きいのでしょうか。それとも、DP1とは同じような外見でありながら使い勝手が格段に向上したその操作性(FWの完成度含む)のためでしょうか。とにかく写真を撮っていて楽しいし、撮りに行こう! カメラを持って行こう! という気になるカメラです。

やっぱりレンズの焦点距離が私の生理に合致しているって面が大きいかな。そして、そのレンズ性能をあますことなく記録してくれるフォビオンセンサー。さらに、それを持って歩いて苦にならないコンパクトカメラサイズに実装したその根性。

とにかく撮って楽しい、(画像を)見て楽しいカメラです。

道具としてここまで自分の生理に合致されちゃうと、質感がちゃちぃだとか、バージョンアップしてもたまに動作がおかしくなるFWとか、そんな些細な問題はどうでもよくなっちゃいますね。

これは、昔のアルファロメオ(75TS)に乗っていたときと同じ感覚です。

_ 電池の持ちはイマイチかな。

昨日の京急大師線沿線お散歩撮影行で言えば、Raw撮影した場合、フル充電した電池を使って普通に撮って(ストロボオフ、撮影画像確認2秒)150枚ぐらいで電池切れでした。

150枚ってのが多いか少ないかは各人の判断の分かれるところだとは思いますが、欲を言えば250枚ぐらいは持って欲しいなぁ。250枚持ってくれれば、よほどのことがない限り丸一日持ちますからね。

ま、でも、予備電池持っていれば済む話なので、そう大きな問題ではありません。

_ レンズフードは必須。

撮影画像の品質upにももちろん貢献しますが、それ以上にレンズ保護の目的でこれは必須と言ってよいと思います。

DP2(DP1もですが)のレンズキャップは、普通に「かぱっ」と取り外しするもので、キャップは完全に独立しています。手を離せば地面に落下します(当たり前だ)。

実際の撮影行でこのキャップをいちいち付け外しするのは大変にめんどいので、ほとんどの場合キャップは外してどこかバッグの中にでもしまいこんでおくことになります。しかしレンズ剥き出しはチト怖い。レンズが思わずなにかに触れたりしちゃうかもしれません。

そんなときにこのレンズフードの出番ですよ。

実際カメラを持つときにもフードの筐体を持てば大変にフォールディング性も向上し、実によいアイテムだと思います。

これ、必須アイテムと言ってよいでしょう。

_ 買ってよかったシグマDP2。

DP1の時は、「フォビオン機のサンプルとしてこれは手元に置いておかねばならないカメラなんだ。そう、そうなんだよ。」とかなんとか自分に言い聞かせていたのですが、DP2は正直買ってよかったと思っています。

特異な描写や異様なほどの解像感とどう付き合っていくかという問題は残るものの、それはおいおい究明していくとしてですね、まずは、私にとって、写真を撮ってて楽しいカメラであることだけは間違いないです。

最近こういう感覚を味わえる製品に、お目にかかってませんでしたからね〜。

DP2、買ってよかったです。

京急小島新田駅にて

2009年06月04日(木) 一日オフにしてお散歩写真。

_ 京急大師線沿線お散歩写真行。

京急大師線。京急川崎駅から小島新田駅まで伸びる支線。営業距離4.5km、駅数7と非常に規模の小さい路線であるが、この路線こそが京急発祥の路線であり、その存在は大きい。

そんなことよりも私にとってこの京急大師線は特別な意味を持っている。

母親の背中におんぶされていた頃、私がどんなに大泣きしていても大師線を見せると泣き止んだらしいし、幼少のころの私はこの大師線が大好きだったらしく、親に連れられて、当時住んでいた住居の最寄駅だった港町駅から鈴木町駅(別名「味の素駅」)まで行ったり来たりしていたこともあったそうだ。

残念ながらすでにそんな記憶はどこにも無いのであるが・・・

そんな思い出の大師線も、再開発の波にのまれてなんと! 地下鉄化されるとの話を知ったのはいつだったか。小島新田駅のみ地上に残し、残りの駅と、新規に追加される新しい駅は全駅地下へ。

確かに主要道路を分断する踏み切りは渋滞の原因となっているし、不慮の踏み切り事故や騒音問題などを考えると、地下鉄化というのはよい判断だと思う。

そんなこともありなんとなく『今のうちに地上を走る大師線の姿を記録しておかないとなぁ・・・』なんて思っていたのであるがこの度シグマDP2を手に入れ、すっかりお散歩写真が楽しくなっていることもあり、本日京急川崎駅から小島新田駅まで、散歩したり電車のったり気ままに写真を撮ってきた。

念のためにDP1も持って行くも、基本はDP2の1本勝負のつもりで。

大師線の写真は、改めてまとめて別頁で用意するので、しばしお待ちを。

_ 思った以上に難しい電車の撮影。

子供のころは普通の男の子並みに電車が好きで、プラレールで遊んだりHOゲージで遊んだりしていた私だが、所謂「鉄」と呼ばれる世界には足を踏み入れずに済んでいた。よって、『電車を被写体のメインとして追いかける』写真を撮ったのは、実は今日がはじめて。

いや〜、これは難しい。実に疲れた。

ある特定の撮影ポイントを決めて、そこでじっくり写すというのであればこうまで疲れないと思うのであるが、今回の私のスタイルは京急大師線沿線を歩きながら、主要な踏み切りを通る電車の写真を収めておこうというもの。

で、だ。撮影しようと思う踏み切りまで行くも、なんと電車が来ないのだ!

大馬鹿である。こんなこと当たり前である。電車は時刻表にしたがって運行されているのであって、電車の写真を撮るためには時刻表を押さえておかねばならないって点に、現場で気が付く素人ぶり。

急遽携帯電話で調べてみると昼間は10分おきに運行されている模様。なるほど、10分に1本は、必ず来るということがここで判明。しかし上下線が共に10分に1本の運行なので、場所によっては上下線どちらかが5分に1本通るところもあるわけで、考え始めると実にややこしい。

鈴木町の踏み切りでの小島新田行きの撮影を終えると3分後に鈴木町発の川崎行きがある。次のポイントではこの電車を撮るんだ! とダッシュで走ること1Km、日頃の運動の成果が大いに試された。

いや〜、疲れた。

京急川崎駅から撮影開始したのが午前11時ぐらい。そして、京急川崎駅まで戻ってきて撮影終了したのが午後4時ごろ。撮り始める前は『大師線5kmぐらいだし、2時間もあればざっと撮り終えるかな?』なんて大甘な考えを持っていたがとんでもない。2時間なんかじゃとても終わらず、なんだかんだで歩いたり走ったり合計10kmほど。

楽しかった。

_ お昼ご飯は「三惚」再訪。

天丼三惚

去年の12月19日、ハゼ天を食べるために訪れた「天丼三惚」。川崎大師駅から徒歩ほんの1分ぐらいのところにある小さい下町風情満載な店。前回は夜の部に行ったのだが、今回はお昼をここで食す予定で出かける。

前回、あさり丼(700円)というのが大変気になったので今回はその あさり丼 を食べるつもりで。

店先に出ているメニュー(?)を見る。あさり丼は700円なのに、あさり天丼なるものは500円とある。この両者の違いは何? あさり天丼とは、あさりの天婦羅丼なのか、あさりと天婦羅の丼なのか、はて? やはり700円のあさり丼のほうが偉いんだろうなぁ・・・などと悩みつつ店内に。




いざ、店内に入ると『やっぱハゼ天も食いたいなぁ』。

とはいえ今はハゼは完全にオフシーズン。いや、ひょっとすると釣れ始めごろか? いまどきあるのかな? と思いふと見上げれば黒板に思い切り『ハゼ天』(600円)と。

う〜む、江戸前天丼を頼めばこのハゼ天が含まれることはすでにわかっているので、ここで、 『あさり丼 vs 江戸前天丼』 の戦いが私の脳内で激しく展開される。

う〜むうむうむ・・・どうすべきか?

『んん? そうか! 両方頼めばいいんだ!』

というシンプルな解に行き着くまでにそう時間はかからなかった。

『あさり丼と、ハゼ天お願いします!』

「はいよっ!」

あさり丼とハゼ天

しかし、あさり丼ってどんなものなのだろう。想像するに、酒蒸しみたいにされたか、あるいは、醤油かなにかで煮込んだようなあさりが、ご飯の上にどばぁっとかかっているようなものを想像していたのだが、出てきたものはまるで想像とは異なる食べ物であった。

炒めたネギとあさりが、卵でとじられている。この卵の生さ具合が実に絶妙で美味い。あさりももちろん美味いのだが、ネギの香ばしさがたまらんっ!




あさり丼



実に手間をかけて調理されている。これが小鉢と味噌汁(超大粒しじみ入り)付きで700円とはなんというパフォーマンス!




ハゼ天

ハゼ天はさすがに釣れ始めなためか、12月19日のときに比べるとかなり小ぶり。でも、小ぶりだっていい。こんなオフシーズンみたいなときに食えるのだから。ハゼ好きにはたまらん。小さいハゼは小さいなりに、大きいハゼは大きいなりに美味いのだ。外側はサクサクっと、中はジューシーな天婦羅具合は相変わらずで、半分食べてしまったところでたまらず生ビールを追加動員してしまう。揚げ油の温度加減も絶妙(前回のハゼ天に比べ今回は身が小ぶりなのでそれに合わせて油温も低め設定だったと思われる)。

こんなことならはじめにハゼ天と生を頼んで、あとからあさり丼頼めばよかったなどとどうでもいいことを反省しつつも、生ビールはわずか15秒程度で消滅したので大勢には影響無し。




しかしこのあさり丼、すごいパワー。ハゼ天+生をやっつけた上にこれを完食するのは私でも相当困難。さらに言えば2型糖尿病患者のすることとは到底思えない暴挙であると思いつつも完食。




美味かったぁ。






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2. シグマDP2のみ番外編画像。
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