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かにの泡ぶく


2009-11-09 お久しぶりです。

_ 生きてます。

元気です。公私ともにそれなりに安定しています。ここんところ無理な休肝日も廃止して、「今日はやめとこ」と思った日のみ休肝日で運用するという極めて自然体な生活を送っております。

「今日はやめとこ」なんて思う日が果たしてあるのか? という点については、これが不思議なことにあるんですよね。歳とったってことなのか、あるいは、無意識のうちに身体のことを考えるという自覚が芽生えたのか(歳とったってのと同じことか・・・)、振り返ってみるに、二週間に一度ぐらい、二日連続でお酒抜きなんて感じのペースです。

いい感じですよ、このスタイル。平均して五合/日ぐらいの飲酒量。このぐらいが体調的にも良好なようです。

二十〜三十代ぐらいまでは年間で三日間ぐらいしか休肝日が無かったのに比べると、随分と変わったものです。

毎日飲酒すると発ガンリスクが倍になるとか、生活習慣病がどうのとか(すでに糖尿病ですが)言われますが、これってあくまでもマクロ的統計データにすぎませんからね〜。個人差ってものを考えると、一般的データに当てはめてそのスタイルを強制するより、試行錯誤しながら自分にあったスタイルというものを見つけていくという積極的アプローチのほうが、豊かな人生を送れると思うわけです。どんな人生が豊かな人生なのかは人それぞれですからなんとも言えませんが、少なくとも私にとっては、そう思うわけです。

ビール一本で酔っ払っちゃう人も居れば、私のように毎晩ビール飲んでワイン一本空けて、そのあとウイスキィ呑みながら普通に仕事してたりするヤツも居ますし、それこそ毎日一升飲み干して翌朝三時に起きて漁に出て行く人も居るわけです。人それぞれってやつです。

それに、発ガンリスクが倍になるって言っても、十パーセントが二十パーセントになるのならヤバイですが、コンマ何パーセントが倍になってもそれって有意な倍なのかぁ・・・みたいな屁理屈をこねてみたり。

だって、宝くじの当選本数が倍になったとしても、当たるとは思えないもんなぁ・・・

そもそもガンって確率でなるものなんですかね。仮に発症リスクが百万分の一パーセントであっても、なってしまった人にとっては百パーセントなわけですしね。

もちろん統計的な数値に意味がないとは全く思いませんが、数値の持つ意味をよく考えながら、読み砕いていかないといけないなぁ・・・と、常に思ってはおります。

最近ではここ かにの泡ぶく も、書こうかな・・・と思ったときに書くスタイルに変更しました。以前は、「なにか書かなきゃ」みたいな気持ちが少しあったのですが、まぁ、あれですよね、適当にゆるく真剣にやっていこうかと。

そんな今日このごろです。

_ 最近思うこと。

エコカー減税とか、太陽光発電電力の高値買取制度とか、一見環境にやさしそうな政策が出されておりますが、どうも 『?』 ですよね。

エコカー減税はまだいいとしても、エコカーでない車は増税されそうな勢いです。燃費の悪い旧車を所有しにくくしてエコカーの普及を促進するという考え方のように一見思えますが、よく考えてみるとちょっとおかしい。

今は所有してませんが、私は古いカメラも好きですが、旧車も大好きです。将来許せば1960年代のアルファロメオとか欲しいなぁとか思ってます。

例えば、燃費リッターあたり8kmの旧車を持っているけど普段は環境負荷を考えて公共交通機関を利用するよう努めているオーナー氏と、エコカー持っているくせに近所のコンビニにですら車で移動するような人、どっちが環境負荷高いことをしているか、考えてみるとわかります。

どんなに古い旧車であっても、走らなければ炭酸ガスや排気ガスはでませんし化石燃料だって消費しない。だから、環境負荷を理由に車自体の税率を変えるというのは、どうもしっくり来ないのです。

ではどうすればいいのか?

ガソリンに環境税を付加すればいいんです。消費した燃料に応じて税金を負担するという考え方です。

エコカーは旧車に比べて単位距離走るのに消費するガソリンが少ないとすれば、これで充分税金優遇されるでしょう。

太陽光発電電力の高値買取制度もどうも 『?』 です。どこが『?』なのかと言えば、電力会社が高値で買い取るためのコストを、電気料金に上乗せするという点です。

なんだよそれって思いません?

うちはとても金銭的余裕も無いし、設置場所も無いですから太陽光発電システムを導入するなぞできません。なのに、太陽光発電電力を電力会社が買い取るための費用を分担して負担しろと強制されるわけですよね。

なんかおかしな商業原理ですよこれ。月額数十円〜百円程度の負担とは言え、金額の大小の問題ではなく、筋が通るか通らないかの問題です。

太陽光発電自体はよいと思いますよ。また、それで発電された電力を、適価で買い取るってのもとてもよいと思います。でも、あくまでお金の流れはそこで完結すべきであって高値で買い取るための費用負担を全ての家庭の電気料金に上乗せするってのはおかしいでしょう。

太陽光発電システムを導入した人のために、電力会社がみんなに強制カンパを要求し、それを実施しているってことですよこれ。

おかしいと思うなぁ・・・

外国人参政権のことなど、他にも『?』と思うことがたくさんありますが、また気が向いたら触れてみたいと思います。

_ 控除証明書が送られてくる時期・・・

すなわち、もうすぐ 確定申告がやってくる ってことです。

早いですね一年って。

そういえば先日、とある会合で若手エンジニア達と話をする機会があったんです。平均年齢24歳ぐらいですかね。私がこの業界(ってどの業界だ? ここでは一応、ソフトウェア開発業界ということで)に入ったときの開発現場はC/C++が主流だったのですが、最近のWebアプリケーションっていうんですか? の開発現場はインタープリタが主流なんですね。私もperlはいじったことありますが、phpという言語がメインなようで、面白そうなんで先日少しいじってみたのです。

C/C++ばかりやっていて、今もそうである私からすると、『こんなアバウトなコードでどうして動くのだ?』と、謎の連続なのですが確かにさくっとWebアプリ作るのには、便利な言語です。

どれもこれもCPUパワーの飛躍的な性能向上によりもたらされたものでしょう。

$打つの忘れたのに気づかず、なんで動かないのか激しく悩んだり、なかなか面白かったです。なんにしても新しいものに触れるというのは、楽しいものです。

そうそう、この会合で、こんな質問を受けました。

『青木さんは、エンジニア30歳定年説ってどう思います?』

おまえ俺に喧嘩売ってるのけ? なんてむっとするほど私も子供じゃありません。20代の彼らにとって、近い将来にいつか必ずやって来るであろう30歳という節目において、エンジニア定年説なんて言われちゃったらやはり気になるのでしょう・・・

そういえば私がこの業界に入ったのも24歳のときでしたが、『エンジニア30歳定年説』ってありましたね〜

懐かしい話です。


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