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かにの泡ぶく


2012-10-04 神無月四日目。

_ すっかり秋になりました。(9時23分記)

日中の日差しはジリジリ暑いこともありますが、朝夕はすっかり涼しくなり、空気はすっかり秋ですね。

台風19号は太平洋沖を北上してくれたようで、我が家(@横浜)は、本日未明〜今朝7時ぐらいまで風雨が多少強かった程度で、別になんともありませんでした。

午前9時過ぎの今、薄曇りの間から青空が見えていて、いい感じの北風が吹いています。

写真は、北側に面した私の仕事部屋の窓から、外をみた風景。

ぴょこんとある棒のようなものは、情報収集用の広帯域アンテナ。これで、長波から短波まで、世界各国のいろんな電波を受信しています。


_ 自作線量計の試作実験。(9時40分記)

10月に入って、少し時間が取りやすくなったため、自作線量計の性能向上を目指して試作実験を再開しています。

今までは主に、1cc(10x10x10mm)の、CsI(Ti)を使ったシンチレーション検出器を使っていたのですが、これをさらに高感度化するべく、10x10x30mmの、3ccのCsI(Ti)で実験しています。CsI(Ti)の巨大化に合わせて、受光素子のフォトダイオードも浜ホトのS6775から、First Sensor社のPS100-7に変更しています。

S6775に比べると暗電流ノイズが多く、端子間容量も大きいので少し使いにくいなぁ・・・という面はあるのですが、なんと言っても受光面積が大きいのは魅力です。CsI(Ti)との光学結合においてもロス低減による計数効率の向上が期待できます。

現状、まだたいしてチューニングできてませんが、作りっぱなしでも 4000 [cpm/uSv/h] 程度の計数効率を実現できてます。

これが具体的にどのぐらいの性能なのか? と言いますと、我が仕事部屋の空間線量が 0.05 [uSv/h] 前後なのですが、この程度の空間線量なら、5秒で計測ができる程度の性能です。

空間線量が 0.1 [uSv/h] なら、3秒弱ですね。


もう少し試作実験を続けて、ある程度目処が立ったらなんとかこれを、「かにこむ」新規事業につなげたいと考えています。



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