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かにの泡ぶく


2012-06-10 昨日関東地方も梅雨入り。

_ 放射性セシウム137の1ベクレルは、いったい何個のセシウム原子に相当するのか?(21時56分記)

最近facebookにばかり書き込んでいて、ついついこちら かにの泡ぶく への書き込みが停滞してしまっています。 いやぁ本家というか、自分のブログをほっといて、他人の土俵でなにやっているんだよって感じですが、全国の市民測定所のネットワークがfacebookベースだったり、他のいろんなコアなグループ(線量計の自作とかシンチの特注屋さんとか ^^))とのコミュニケーションがfacebookベースだったりすることもあり、ついつい、そのままfacebookに書いちゃうんですよね。

で、世の中には便利なツールがあるもので、例えばツイッターでつぶやいた内容がfacebookに反映されたり、LinkedInとfacebookを連動させるツールがあったりするわけで、これらを活用すれば、例えば私がどこかひとつに投稿すれば、それが、私がアカウントを持つ全部のサービスに反映されるということもやろうと思えば可能ではあります。 でもそういうの、なんかイヤなんですよね。

オリジナルは1つにしておきたいし、意味不明に機械的に自分の発言の複製が生成されるのも、実に気持ち悪い。

やっぱ私は、古い人間なんですかね・・・いまだにクラウドという概念が大っ嫌いです ^^)

さて、前置きが長くなりましたが、facebookに投稿した内容をこちらに晒そうと思います。

かなり長くなりますが、大切なことなのでここにたどり着いたかたは、ぜひお読みいただきたいです。

6月7日の午後2時すぎに投稿した内容です。

---- 以下、facebook 投稿内容 ----

Cs-137の1ベクレルは、いったい何個のセシウム原子に相当するのか?

という計算を、去年の今頃必死こいてやっていたのを思い出しました。巷では、暫定基準値だぁ、500ベクレルだぁと、騒いでいましたが、そもそものセシウム原子の数はどのぐらいになるのか? と疑問に思ったからです。

難しい計算は省略しますが、ざっと、13億6千万個。

この話を当時、周囲の人にしたところ、多くの人が、「ベクレル = セシウム数」と、勘違いしていることを発見し、「これはイカン」と思ったものです。

すなわち、放射性セシウムが 500 Bq/Kg の食材には、放射性セシウムがキロあたり 500 個入っているって、勘違いされているんです。

ベクレルは、その放射性物質の1秒間の壊変数ということをよく考えればわかることなのですが、あちこちの報道で、「濃度」という言葉と一緒に使われることが多かったので、勘違いしちゃったんでしょうね。

でも違う違う。放射性セシウムが 500 Bq/Kg の食材に入っている放射性セシウムの数は、仮に全部を Cs-137 だとすれば、6千8百億個なんです。

6千8百億個って急に言われてもちょっとピンときません。

例えば、花粉症の人には申し訳ないたとえですが、神奈川県下で花粉最盛期シーズンの、最大花粉濃度は、空気中で 2万個/立方米 程度です。花粉症の人はそれはもう耐えに耐えられないほどのアレルギー症状を起こす花粉の量であっても、1mの立方体の中に、2万個程度しか花粉は入ってません。

一方で、福一爆発で放出された放射性セシウムは、2011年3月15日、首都圏にもやってきました。地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センターの観測データによりますと、この日の大気中の Cs-137 濃度の最大値は、午前10時台の 60 Bq / m^3。Cs-134 も含めればもっと多くなりますが、取りあえず Cs-137 だけで考えてみても、このときの空気中には、816億個もの Cs-137 原子があったことになります。

1cc(サイコロ大) の空気の中に、Cs-137 原子が8万個も入っていることになります。

放射性セシウムって、放射線の被害ばかりが注目されますが、セシウム自体の毒性ってどうなんでしょうね。 花粉症の人みたいに、セシウムアレルギーってのがあっても不思議ではないと思うのです。

---- 以上、facebook 投稿内容 ----

実は本題はこれからです。

この私の投稿に、かにこむ でも御贔屓にいただいており、facebook友でもあるかたからコメントが付きました。『こんなこと書いている人も居る』と紹介された記事がこれ。

【ふくしまの話を聞こう】 福島で生きるための放射線知識 佐藤順一

ご紹介のURLを読んでみました。

   こ れ は ひ ど い 。

巧みな言葉のマジックですね。嘘を言っていないだけにさらにタチが悪い。

(・・・以下、当該記事の「正しい解釈の仕方」について延々と・・・)

というようなコメントを返したところ、『facebookだけでなく広く注意喚起したいので、かにこむで取り上げてもらえないだろうか?』とリクエストをいただき、ここで改めて取り上げるものです。

・・・・・

とにかく酷い。酷いと言ったら語弊があるか。でもこれ、私に言わせていただけるならば、福島のおかれている現実を全く無視した内容であり、まさに、素人騙しの気休めです 放射能の知識があまりない人に対してミスリードを誘う可能性が大きい内容です。

書いている内容にはウソはありません。ただ、放射能知識の無い人がこの内容を聞いて(読んで)、安心してしまったらそれは大きな間違いだということを、私は指摘しておきたいと思います。

以下、当該URLから引用します。

これはたとえば、けっこう勉強している意識の高いお母さん方でも、放射性物質というとずっと放射線を出しっぱなしだと思っている方が多いんですね。たとえば半減期が30年だと言われたら、30年間放射線を出しっぱなしになると思って怖がっているところがあるので、まずその辺の誤解から解いていくために、ちょっと極端な形で説明しているんですね。

他にも「崩壊したときに出る放射線の種類も、放射性物質の種類によって異なります」とか「今回の事故で出てきた放射性物質はこういうものです」というようなことを説明しているんですが、福島のお母さん方にこういう話をするときに、いちばん手応えがあって皆さん「ああ、そうなの」と納得されるのは半減期の説明なんですね。 皆さん、たとえば半減期が30年の物質と言うと、30年間放射線を出しっぱなしで常に同じくらい放射線を出し続けていて、30年経たないと半分にならないと思いがちなんですね。その誤解を解くために、半減期というものの概念を絵で簡単に説明したりしているんですが、たとえば半減期8日間の放射性ヨウ素は、仮に10個あったら8日間で5個崩壊して安定し、その際に5発の放射線を出すイメージですね。ですから、半減期30年のセシウム137は、仮に10個あると30年かかってようやく5個崩壊して安定することになります。

こうして比較すると、どちらが放射線を出しにくいかと言えば、当然半減期が30年のセシウムのほうが崩壊しにくいから、放射線を出しにくいという言い方もできる、だから、半減期が長いほうが怖いというものじゃないんだよ、というふうに説明しています。たとえば半減期が2万4千年と非常に長いプルトニウムについては、僕の周りでも一時期ものすごく気にされている方が多かったんですよ。「半減期2万4千年のプルトニウムってどんなの?」「2万4千年経たないと福島はきれいにならないのか?」というようなことをたくさん聞かれました。

それに対して「たとえば10個のプルトニウムがあったら、2万4千年経ってやっと5個崩壊するということですから、1年くらいではほぼまちがいなく崩壊しませんよね。崩壊しないということは放射線を出さないということですから、気にしなくていいんじゃないですか?」というふうに説明すれば、ある程度「ああ、なるほど」とわかっていただけたりしますね。

氏の言い分は、それぞれの放射性物質の1原子について着目した場合の話です。

例えば、半減期30年の137Csの崩壊を例にすれば、これは、137Csが2個あったときに、このうちの1個が崩壊して放射線を出す確率は、30年に1回である・・・ということです。

この点、氏の説明は間違っていません。

しかしですよ、今の日本(いや、世界中で)でそんなに放射性物質濃度の低い場所はどこにもありません。


    2012年 6月15日  9時55分追記。

    氏の言うところのスケール感で考えてみます。

    137Csが10個あったときのベクレル数は、0.000000007 ベクレルになります。

    仮にこれを、土壌 1Kg 当たりとするならば、こんなにセシウムが少ないところ、日本中探してもどこにもありません。土壌 1g 当たり(ひとつまみぐらい)でもないでしょう。

    チェルノブイリ原発事故の影響や、過去に行われた大気圏内核実験の名残で、福一爆発以前であっても日本全土には広く放射性セシウムが分布していました。場所により量はさまざまですが、例えば土壌であれば数十ベクレル/Kg 程度は普通にあります。
    すなわち、福一爆発前であっても、100億個/Kg 以上の137Csは、そのへんに普通にあったのです(福一爆発後はとんでもないことになっているのは言うまでもないことですが)。

    それを、「半減期30年のセシウム137は、仮に10個あると30年かかってようやく5個崩壊して安定することになります。」なんていう、あまりにも非現実的な例えで説明してしまうという行為は、知識の無い人間をミスリードしてしまう可能性が大いにありすぎて大変危険です。

    福島の地には、10個あると30年かかってようやく5個崩壊する137Csが、毎秒数千個か数万個、それ以上崩壊するだけの量、今もなおあるということなんです。

    くれぐれも 騙されないように! 間違った解釈をしないように!

事実、ここ、私が住む横浜の地でも、そのへんの普通の公園の砂場の砂が、100 Bq/Kg 以上汚染されているわけです。

私が一番最初に書いた、ベクレルの説明を、いまいちど、読み返してみてください。

ベクレルつうのは、『1秒間に崩壊(壊変)する放射性物質数』を表しているんです。

すなわち、137Csが100ベクレルあるってのは、2個あった場合、30年に1回しか崩壊しない137Csが、1秒間に100回も崩壊するだけの数があるってことなんです。

ちょっと考えただけで、すげぇ数の137Csがあることが、わかりますよね。具体的には、1360億個です。

ここ横浜の地であっても、そのへんの地面に、Kgあたり1秒間に100発以上の放射線を出す放射性セシウムが、存在しているのです。そしてこいつらは、ずーっと延々と放射線を出し続けて、全部137Csだとすれば、120年後であっても、1秒間に6発の放射線を出すだけの放射性セシウムが残っているのです。

120年後であっても、81億6千万個の137Csが残っているのです。

ほんと、ちゃんと理解できないと、危ない記事だと思います。

2011年3月12日以降、多くの日本国民は、悲しいことですが日本政府ならびに日本「国」への信頼を無くした結果、自衛のため、家族を守るため、地域を守るため、大切な人、将来を担う子どもを守るため、猛烈な勢いで放射能災害に関する勉強をしてきました。だから、いまさら惑わされる人はいらっしゃらないとは思いますが、念のために注記しておきたいと思うものです。

繰り返しますが、半減期とベクレルは、独立した数値ですからね。氏は、『半減期が長いほうが怖いというものじゃないんだよ』って言ってますが、同じベクレルであれば、出している放射線数はざっくり同じ。半減期が長いもののほうが、その分大量にあるってことです。

137Csの1ベクレルは、137Cs原子数で言えば、13億6千万個なんです。



_ ベクレルとシーベルト(22時20分記)

これもfacebookに投稿した内容。比較的好評だったってこともあり、また、上で、ベクレルの話をしたこともありで、かにの泡ぶく でも、ご紹介したいと思います。

いまでもたまに、「ベクレルとシーベルトってよくわからない・・・」という質問をいただく。

いまでもわからないという人は、おそらく、世間で説明されている内容を一通り見たうえで、それでもわからないということなのだと思うので、普通の説明をしたところで「やっぱりわからない」ハズだ。

そこで私は、超乱暴だけど、まずはとにかくイメージしてもらうために、以下のような説明をしている。

  • 放射線は、ラジオの電波のようにずーっと出ているものではなく、放射性物質が、はじけた(崩壊した)瞬間にだけ、放出される。
  • それは、目に見えない粒のようなものであり(取りあえず波動性は無視)、ガンマ線であれば空中をものすごい速さでまっすぐに飛んでいく。

そして、ここからが本題。


    『さぁ目をつぶって、フライパンにトウモロコシを入れて、火で炒った状態を思い浮かべてみてください』

    『時間が経つと、トウモロコシがパンパンはじけて、飛んできます』

    『現実の世界では、重力と空気抵抗の影響で、はじけとんだコーンはすぐに下に落ちちゃいますが、これが、落ちないで、光の速さでどこまでも真っ直ぐ飛んでいくと考えてください』

    『このとき、フライパンとその中にあるトウモロコシを放射性物質とするならば、放射線は、はじけとんだコーンです。』

    『1秒間に、何個のコーンがはじけとんだかが、ベクレル になります』

    『はじけとんだコーンが、何個身体に当たったかが、シーベルト になります』

    『同じ勢いでコーンがはじけ飛んでいても、フライパンを覗き込んだら顔面に大量のコーンが命中して痛いですが、1mも離れれば、顔には滅多に当たらなくなってぜんぜん痛くありません』

    『すなわち、ベクレルは放射性物質が放射線を出す強度のことを指していて、シーベルトは、実際に身体にあたった放射線の量を指しています』


      2012年 6月15日 10時15分追記。

      フライパンの真上だと沢山のポップコーンが当たって痛いけど、離れるとどんどん当たりにくくなる・・・
      これが、「放射線の強さは、線源からの距離の二乗に反比例する(線源から離れると弱くなる)」ということです。


デカいコーンが顔に当たるのと、小さいコーンが顔に当たるのとでは、同じ一撃でもダメージが異なるのと同様、放射線についても放射性物質の種類によって、エネルギー量が異なり、同じ一発でも、シーベルト は異なってきます。

ここまでの説明でベクレルとシーベルトがイメージできるようになったらもう大丈夫。実は私の上記の説明にはウソがありますので、またあちこちで、調べてみてください。


本日のツッコミ(全8件) [ツッコミを入れる]
_ ナカヤマヒトシ (2012-06-12 17:24)

僕のブログも紹介いただき、ありがとうございます。ほぼ同じ時期に、佐藤氏の講演内容がひどい!と思い、同じようなスタンスと趣旨でお互いアップしたったようですね(僕がタッチで遅い)。最近まで冷静に批判するサイトがなかなかなかったので、他にもこうして説明される方がいらして心強いです。今後ともよろしくお願いいたします。

_ 青木@管理人 (2012-06-12 18:01)

ナカヤマヒトシさん:ご本人さまからコメントいただけるとは光栄です。ありがとうございます。<br><br>私もあの記事を読んだ直後の感想が、「これは酷い」というものでした。これはおそらく、放射線に対する知識がある程度ある人であれば、みな共通して持つ感情なのではないかと思います。<br><br>あの内容を酷いと理解できる人はよいのですが、氏がターゲットとしている層はおそらくそうではない。放射能に対する知識があまりなく、漠然とした不安を抱きつつも現地で暮らしておられるみなさんだと思うのです。<br><br>だから、どこが酷いのか、判断できない。これ読んで、なにも疑うことなく「安全なんだ」と思う人が居たら大変なことだ・・・ と思いました。<br><br>安心したい、させたい気持ちはわかりますが、だからと言って、ほとんどだますに近いような手法で、「偽りの安心」を与えるほど罪なことは無いと、思います。<br><br>私は、現実に目の前にある原子の数を無視して、原子1コの半減期に対する挙動のみを取り上げて安全だと言っている氏の間違った説明についてはその危険を大いに指摘しますが、それ以外の、氏の言うところの「危険情報に対するカウンターとして」というところの内容については、特に異を唱えるものではありません。<br><br>だからこそ、より残念に思うのです。<br><br>こちらこそ、よろしくお願いいたします。

_ た(というハンドルネームです) (2012-06-12 20:27)

をを! ナカヤマさんがおいでになっている!<br>私は上記各記事を青木さんにご紹介してご意見願った者です。<br>ナカヤマさんのブログでは、がれき受け入れ問題への的確な論点整理など、いつも勉強させていただいております。<br>今後とも、忌憚のない情報発信をよろしくお願いします!

_ 青木@管理人 (2012-06-12 21:37)

た さん:今回は、非常に注目する必要のあるリソースをご紹介いただきましてありがとうございました。<br><br>おかげさまで: <br><br>・非力ながら危険な記事に対する注意喚起が出来た。<br>・冷静かつ科学的に物事を判断されているナカヤマ先生とお知り合いになれた。<br><br>です。<br><br>根拠のない楽観でも悲観でもない、正しい現状認識をベースに議論判断できるよう、引き続き日々精進したいと思います。

_ JK (2012-06-13 02:54)

こんばんは(^^)/ 最近、全原発停止記念の2012/5/5にやっとFacebook登録したものの活用方法未定で思案中〜。<br>最近、放射能は実はそんなに危険じゃないよ、とか、子供の方が放射能に対して強いよ、みたいな記述が目につきました。とりあえず「すぐにバタバタ死んでない」から言ったもん勝ちとでも思ってるんでしょうか?<br>なんというか、人間も「動物」なんだなと、再認識させられます。<br>根拠のない楽観情報は、高放射線地域でも生き残れる強い遺伝子だけをふるいわけるようでもあり、人間の動物本能、自然淘汰を促す本能なのかな、と。<br>太古から現代まで、人間って病気に対して建前では心優しいフリをしても、基本的には差別意識が強いですよね。これもそうなのかな、とか感じます。<br>根拠のない楽観情報でも、すがって信じる人は… 夢でもいいから 嘘でもいいから どうぞふりむいて どうぞ気がついて〜♪ なのかも? (捨てるほどの愛でいいから@中島みゆき)

_ 青木@管理人 (2012-06-13 22:31)

JKさんをfacebookで探したけど見つからなかった〜〜(泣)<br><br>私もね・・・毎日いろんな質問を受けて、一所懸命「主観を交えないように」努力しながら、お答えしているのですが、伝わらない人には、ほんと伝わらないんです。<br><br>根拠無く、「大丈夫ですよ」なんて言えるわけありませんから、過去の事例からなるべく多くの、質問者に近い条件の具体例を挙げて置かれたリスクを説明するのですが・・・ だめですねぇ。<br><br>難しい問題です。<br><br>中島みゆきの詩は中学〜高校生時代にはさんざん聴きまくりました。実家にはいまだにアルバム(LPレコード)がたくさんあります。<br><br>当時、結構打ちのめされながらも、共感しながら聴いていました。<br><br>でも、中島みゆきのオールナイトニッポンは面白かったなぁ ^^)

_ (2012-06-24 18:38)

本件、ナカヤマさんのところに続報が上がっていますね。<br>何ともやりきれない気持ちになります…。<br>green.ap.teacup.com/nakayama/624.html

_ 青木@管理人 (2012-06-24 21:36)

個数が同じなら、半減期が長いほうが安全・・・確かにその通りだ。<br><br>でも、世間で、一度でもいい。放射性物質の原子の「個数」で議論した例が一回でもあるのか? と問いたいですよ。<br><br>ベクレルは個数では無い。現にいま、放射性物質が崩壊して放射線を出しているその放射線の量がベクレルであって、同じベクレルなら、半減期が長いほうが、「個数」は莫大に多くなるという説明をあえてスルーしている氏は、どういうつもりでああした発言を繰り返しているのか。<br><br>同じベクレルなら、当然ですが半減期が長いほうが、危険なわけです。<br><br>そもそも、放射性物質を、その原子の個数で議論すること自体がナンセンスだし、だからわざわざベクレルという概念が導入されているわけです。<br><br>やりきれないというより、これ以上バカにかまっている時間は私には無いっていうレベルでバカバカしいです。


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