作成:2008年 1月11日
青木 康雄
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尻屋埼灯台

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おおま もご参考までにご覧ください。
当時、むつ航路標識事務所管轄の灯台からいただけた貴重な ^^) 受信証です。

いただけたいきさつについては おおま のところに推論を書きましたが、この しりや に関しては、力技住所表記の中でも最も強力であったような記憶があります。
なんと言っても当時、住所を探索するに使った資料は、学校の授業で使っていた日本地図と郵便番号帳のみ。石廊埼や犬吠埼、野島埼あたりはまだそれっぽい住所表記を作ることができましたが、青森県の先っぽ下北半島にある大間埼と尻屋埼は、地図を見ても周辺にあまり土地の名前が書いてなかったのです。
もう、半分ダメもとで、「青森県下北郡下北半島 尻屋埼灯台」「青森県下北郡下北半島 大間埼灯台」ぐらいな住所表記で受信報告書を出した記憶があります。こんなんでは届かないほうが当たり前です。ほんと迷惑なクソガキでした。当時下北半島をご担当されていた郵便局のみなさん、ほんとご迷惑をおかけしました。

しかし奇跡は起き、大間埼灯台は届きませんでしたがなんと! 尻屋埼灯台は届けていただけたのです。Good Jobってやつですね郵便局。ほんとうにどうもありがとうございました。

アマチュア無線用の汎用カードで、発行いただいております。これは、灯台守さんのなかにハムが居たのか、あるいは、なにかのときのために(ってどんなときだ?)、おいてあったのか。
しりや は、当時の受信地神奈川県川崎市からかなり遠方に位置しながらも、良好に受信できた記憶があります。

冬の深夜など、「西北西の風、20メートル、天気、雪」なんてアナウンスがあると、滅茶苦茶吹雪いている津軽海峡冬景色を想像したりして、思わず心の中で「頑張ってくれ」などと、つぶやいてしまったものです。
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