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R-D1四方山話「今日の一言」バックログ

青木康雄 / master@kani.com

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ここ一年ぐらい全く更新できてません。ごめんなさい。

更新していないにもかかわらず、比較的コンスタントに閲覧していただいているみなさんが多いようで本当にありがたいことです。

同様なご質問(というか、ご意見)を何通かいただきましたので私の考えをここでもご説明したいと思います。

左に「R-D1購入に際して」というコンテンツがありますが、この中で私は、R-D1のことを「極めて乱暴かつ強引に、一言で言うならば、コシナが作っているベッサ-R2に、デジタル撮像システムを入れたものである。もっと乱暴に言えば、ベッサ-R2のフィルムが、CCDになっただけだ。」と書いています。これを読んだ何名かのかたから、「よく見るとR-D1とベッサ-R2とボディーなどずいぶん違うので、ベッサ-R2がデジカメになっただけというわけではないのでは?」という趣意のご質問(ご意見)をいただきました。

全くその通りだと思います。

私がここで『ベッサ-R2がデジタルになっただけ』と書いたのはそういう視点からではありません。

あくまでモノが持つ性質、属性という意味においてわかりやすく表現したのであって、そのモノを具現化するために必要な実装レベルでの視点では無いのです。

フィルムのカメラであるベッサ-R2を、いくらなんでも『そのまま』デジタル化できるわけはありません。デジカメならではの機構(各種表示器や液晶モニタ、メモリカードIF等)を新規に入れることを考えれば筐体のデザイン変更も必要でしょうし、そうすれば新規に型を起こさねばならず、ラフスケッチのベースとしてベッサ-R2があったとしても、製造ライン的に言えば全く別モノと言ってよい製造のされ方をしているはずです。

しかし、そんな俗世的な視点で私はあの話を書いたわけではありません。

あの話を書いたときの私の視点から言えば、『ベッサ-R2がデジタルになっただけ』なのです。

2006年10月21日 00時15分

謹賀新年。

R-D1専用コーナーを設けて早1年と3ヶ月少々。当初の意気込みとは裏腹に、このカメ ラの持つポテンシャルをインターネットという媒体上に昇華しきれず、なんとなくテ ンションダウンな最近ですが、今年はひとつ、いろんな意味でみなさんに問題提議し ていきたいと思います。

当面の目標は現像ソフトですかね。

2005年は、フォビオン画像(シグマのSD-10)を徹底的と言ってもよいぐらい深く見る 機会があったのですが、あれは次元が違いますね。R-D1の高画質とは異質な世界です が、フォビオン画像を見慣れてしまうと、ベイヤー画像はその独特の臭みが気になる ようになってしまいます。

原理的に越えられない壁があることは百も承知ですが、だったらこちらも身を犠牲に してでも、なんとか対等できるぐらいの過渡特性を得たいなぁ・・・

というわけで、画素数が1/4になっちゃうのですが新しい補間方法を試行錯誤中です。
そのうち公開しますね。

2006年1月01日 15時29分
今年も紅葉の季節になりました。

さてと、当然のことながらR-D1動員計画なわけですが、最近、自分がいかに既存概念にとらわれていたのかを痛感する出来事がありました。

それは、レンズの焦点距離。

なんといまどきの駆け出しカメラマンは、初めて使ったお仕事用一眼レフがデジカメだなんていうそりゃ恐ろしい事態になっているようで、これはこれで驚きなのですがそんな彼らは、銀塩の先入観が無いから、レンズの焦点距離と画角の感覚が真っ白なんですね。
だから、x1.5になろうが、x1.3になろうが、そんなこと全然気に留めないで、その画角画角で自由に切り取っていくのです。

なんとなく、完全に負けた気がしました。

エルマーの35mmつけて、『この世界はエルマーの35mmじゃないよなぁやっぱり』とぶつくさ言っている私は確実にジジイ化しているようです。

もっと大らかに、自由に新しい世界を楽しもうと思ったとたん、なんか肩にのっかっていた重苦しいものが一挙に無くなって、ずいぶん楽になったような気がしました。

でも、それはそれ。せっかく自身で体得してきたフルサイズ銀塩世界での画角感というものは大切にしていきたいと思いますし、ウイスキィ片手に『やっぱこのパースはエルマーの35mmじゃない』とぶつくさ言い続けるこだわりは忘れないようにしていきたいと思います。

2005年11月02日 10時33分
独り言。

やっぱフルサイズセンサーだよなぁ。画素数は現状のままでいいので(というよりもむしろ、画素数増やしてダイナミックレンジ狭くなるなら今のままにしてほしい)、なんとかしてレンズの焦点距離そのままで撮影できるようにして欲しい。

これが、R-D1ユーザー歴半年ちょい、1万ショット程度撮影した時点での私からの一番強い要望。

ニコンの初期の一眼レフタイプデジカメって、縮小光学系搭載でレンズの画角がそのまま使えるって謳い文句だったけど、当時の俺はあれを半分馬鹿にしていた。『レンズ画角は生きるかもしれないけど、でも、なんでわざわざボディーが巨大になって、光学系での画質も低下するようなもの入れるんだ?』って。

しかし今は、ニコンがあえて縮小光学系を選択した理由がよくわかる。レンズに対する、一歩も引けないこだわりだったんだ。

当時は、そのこだわりを理解できずに半分馬鹿にしちゃって申し訳なかった・・・と、素直に詫びておきたい。

2005年4月11日 11時13分
恐ろしい夢を見た。

内容は、とても言えない。

絶対にあってはならない夢だった。

2005年3月29日 21時48分
『夢に出たというスペックのR-D2いくらなら買いますか?』

というメールをいただきました。
回答ですが:

『いくらでも買う!』

マジです。もはや金銭の問題ではありません。魂を売ること以外の、使える限りのあらゆる手段を使ってカネは用意する。約束するよ。

でも、ちゃんとしたR-D1の後継機にしてくれよ。へぼい思想や、中途半端なごまかし、しがらみ的な妥協がちょっとでもあったら許さないからな。

あとね、これはR-D1を使った感想としてエプソンさんに伝え済みなんだけど、少しぐらい高くなってもいいからさ、ロゴとかそういうのを、シルク印刷じゃなくて彫りにしてほしいな。

お願いっ。

2004年12月26日 23時58分
恐ろしい夢を見た。

R-D1後継機『R-D2』発売のご案内

35mmフルサイズ一千万画素CCDを搭載し、R-D1を継承したライカM マウント採用。ファインダーはパララックス補正のx0.72倍で、35、50、90mmレンズのブライトフレーム装備。アタリマエだけどフルサイズCCDなので、レンズ焦点距離そのまんまの画角だ。デジタル撮像系の基本機能はR-D1コンパチだが、JPEG保存時のカメラ内部の信号処理はさらにブラッシュアップされた・・・というものが、2005年夏〜秋に発売予定・・・と。


これはきっと正夢に違いない。明日から貯金だ。

2004年12月04日 23時19分
エプソンG5000、11/30夕刻から稼働開始しました。

印刷速度速いっすね(対PM-890C比)。A4や四切のプリントで何ら不満を感じない速度です。印刷品質も、エプソン専用紙を使う限りでは、特になにも工夫しないで一発でOKです。PM-890Cと相性が比較的よかったので愛用していた富士写の画彩は、G5000では全然だめだめっぽいです。チューニングすれば改善するかもしれませんが、それだけの手間も時間もインクもかける気が起きないぐらい、エプソン専用紙の印刷品質は良好です。

付属ソフトも、かなりよく出来てますね。10年前に比べると格段の進歩です。

エプソン、相当研究してますね。

2004年12月03日 12時19分
『最近画像更新ないっすねぇ』というメール&口頭でのリクエストをいただきます。娘の七五三とか、昇尖峡で紅葉とか、撮ってはいるんですが、なんとなく更新してません。理由は、もはやR-D1の画像は、PC上で見てもなんにも面白くないんですね。それに、画面で見ても、伝わって欲しい雰囲気が絶対に伝わらないだろうし。

あと、毎年毎年、この時期はなにかと仕事が忙しくなって、時間が取れないつうのもありますな ^^)。発売日にちゃんと自宅に納入されたエプソンG5000も、いまだに箱に入ったままっす。

2004年11月27日 17時40分
エプソンPX-G5000昨日我が家に届きました。

遂に、ひとつの夢でもあった、我が家の写真の完全デジタル化、脱銀塩写真がここに完成したと言っても過言ではないでしょう。
30年以上の色保存性が自宅出力で確保できる写真画質カラープリンタと、R-D1の圧倒的な品質キャパシティー。

我が家の完全脱銀塩写真を達成したのは、ニコンでもキヤノンでも富士でもなく、エプソンでのフルラインナップになるとは、8年前(*1)には予想もしませんでした ^^)

*1:1996年早々、リコーDC-1Sを買ったときに、その解像力に感動してその当時に「脱銀塩写真のススメ」を提唱し、また、自身で実践もしはじめたのが8年前。

2004年11月13日 18時22分
私はズマールを二本持っている。一本は左下で紹介しているノンコート物。もう一本は、これより製造番号の若い、後コートされたもの。どっちもそれなりに風化が進んでいる。

一度、クリアなズマールの描写を見てみたいと以前より思っていたので、R-D1でクラッシックレンズが復活したこの機会に、ノンコートのほうを再研磨してみようかなっていう気持ちが高まってきた。

山崎さんにお世話になるか、関東さんでまとめて見てもらうか、悩むところ。

2004年11月11日 09時10分
お待たせしました。欠損画素検出&ダークフレーム減算ソフト「detectError」をソフトコーナーでリリースしました。

長時間露光での効果は絶大です。CCDの特性として、長時間暗黒露光すると、妙な赤かぶりが起きたりするものですが、そんなのも綺麗に除去してすっきりクリアです。

どうぞご利用ください。 但し、MacOS X用です。

よろしく!

2004年11月03日 22時51分
また週末雨(@神奈川県横浜市)かよ。

でもいまはそんなことより、新潟地方で被災されたみなさんのほうが心配。

激しく大変だと思うけど、頑張ってほしい。

月並みな言葉だけど、こう言うしか無い。言いようが無い。

2004年10月29日 12時11分
印刷にはまってます。

R-D1の映像はもはや、画面表示解像度200dpi以上で、5120x3840 Pixelぐらいの表示能力のあるCRTが出現しない限り、PC上で見ても全然おいしくありません。

とりあえずいろんな用紙を少しずつ、しこたま買ってきて、全部で10K円以上。写真画質プリンタは、PM-890Cしかウチにはないのですが、今のところ、ピクトリコの紙がもっとも綺麗だ(アタリマエだっつ〜の)。

でもね、染料プリンタだから、出力したものは、せいぜい数ヶ月の命。

11月12日にG5000をゲットしちまうか、4000PXで行くか、激しく悩み中な今日このごろ。

2004年10月26日 23時38分
昨日は娘のちょい早めの七五三。レンタル着物で近所の写真館で記念写真撮って、そのままちょっと遠くですが、横浜のちょっとだけ先の神社に行きました。
近所にも、熊野神社というメジャーな神社はあるのですが、わざわざなんで横浜のちょっとだけ先に行ったかといいますと、そこは家内が妊娠したときの安産祈願に行ったところで、娘が産まれた際にも、家族そろって祈願してもらったところだからです。

我が家にとってはそんな由緒ある神社。その地でR-D1にズマロン35mmF3.5という初組み合わせをデビューさせてみました。

まさに『恐るべしズマロン』いやこれは、ズマロンに限ったことでは無く、ライツレンズ全般に言えることですが、恐るべしです。

新製品デジカメ? なにそれ? イクシーがどうしたって? 京セラがなに?

いつまでもそんなこと言ってないで、早くこっちにおいでよって感じですが、みながみなこっちにこれるわけじゃないのも事実。

少なくともお気楽ではできません。

こんなに真剣に写真できるデジカメがこんなに早くこの世に出てくるとは思っても見なかったよ。

2004年10月24日 10時53分
台風23号去ったものの、今回もどうもぱっとしないですね。

いつもであれば、台風一過の真っ青な秋空になるはずなんですが、今年はどうもいつもと違うようです。

いろんなレンズでの実写比較は、週末の楽しみに取っておきましょう。

2004年10月21日 20時42分
初期不良交換品であるR-D1参号機本日無事到着。さすが、いつもにこにこ迅速対応のヨドバシカメラです。

早速ファインダー周りをチェック。

今回は、ばっちり大丈夫。二重像も綺麗だし、ちゃんと上下もかみ合うし。

で、シリアル番号ですが、なんと(この参号機含め)今まで手にしたもののなかで、一番若いです。二号機からなんと200番も若いほうに逆戻り。

念のためにCCDの白傷調べてみると、今までのなかで一番優秀なやつみたい(と言ってもどれもどんぐりの背比べで、3台全部がかなり優秀でどれでも全く問題ないレベルなのですが)。

でも念のために、正式保証書の発行依頼出すのは一週間ぐらい待ってからにしよっかな。

2004年10月19日 14時17分
あまり書きたくない残念なことなのですが、ぅううう・・・なんとまた、R-D1初期不良で交換です。

今回の初期不良は、ファインダー内のピント合わせ用の二重像が、上下にずれているというもの(こんな現象)。

左右にずれるタイプの二重像合致式距離計カメラの場合、この像が上下にずれるのは致命的です。なぜなら、完全に垂直な線でしかピントが合わせられなくなります。

R-D1で2回連続して発生した初期不良はいずれもファインダー内の距離計絡みのものであります。やはり、このような光学的にも機械的にも精度を要求される部分の作り込みは、大変に難しい技術なのだなぁということを改めて感じました。

とはいえ、早く落ち着いて愛用したいぞ。

2004年10月17日 22時30分
真っ暗Rawファイルから欠損画素を探して、撮影Rawファイルを補正するツールができた。
が、さすが、CCDが高級なためか、あるいは、R-D1用に検査基準が厳しいためか、私の所有するR-D1は欠損画素が6個〜10個ぐらいしかない(この幅は、欠損レベル設定による)。

600万画素もあって、たったの10個ぐらいじゃぁ、補正のしがいがないのでなんとなく半分残念なような、嬉しいような、複雑な気持ち。

ダークフレーム減算機能も入れようかな。

でも欠損10個って、いくらなんでも少なすぎるよなぁ。Rawとか言っているけど実は欠損は補正されているのかなぁ。でもだとしたら、ゼロ個で出てくるはずだし。

素直に「高級CCDだなぁさすがだ」とか喜んでればいいんだけど、内心ちょっと疑問。

2004年10月15日 23時23分
R-D1のRaw(.ERF)を読んで、簡単なホワイトバランスかけて画像化するところまでなんとかできた。
この画像を見ていると、すごく過渡特性がよいというか、抜けがよいというか。純正のRaw現処理がなにをしているのかわからないが、単純ベイヤー補間でのRaw現のみで生成したRGB画像のほうが、なんとなく素直でいい感じすら覚えるぞ。

これはやはり、素材のよさってことなのかな。

ただ残念なのは、Rawにはオプティカルブラックが出力されないみたい。

2004年10月14日 01時34分
Rawデータをあーだこーだと見ているのですが、やっぱレンズによってずいぶん周波数特性変わってきますね。空間伝達関数をレンズ毎に持たないとだめかなぁ。でもそんなの大変だから、自動プロファイル機能ができないものかと現在あーだこーだとウイスキィ片手に考え中。

原理的には、PFS(点広がり関数)をベースにしようという考え方。たとえば、真っ黒の紙のど真ん中にピンホールあけて、この穴にセロファン貼って、裏から照明する。これを写す。

でも、これを実施するにはピントが合っていることが前提になるので、結構たいへんかも。

もうちょっと悩んでみよう。

2004年10月12日 21時41分
今日も神奈川県地方は、ぱっとしない天候。どうしたんだ一体。

今日は娘の卒園した幼稚園で運動会。卒園生の競技に出るとかで、家内と娘を車で送っていき、お昼の時間帯は私ひとりに。

つうわけで、R-D1をRaw現したときの偽色をなんとかすべく、R-D1用の偽色除去アルゴリズムの実験に没頭。その副産物を、ここに置きました(サイズ:250Kbぐらい)。興味あるかたは、動かしてみてください。R-D1以外の偽色画像にも結構効果あるみたいです。でも、画素数がある程度ないとだめですね。最低三百万画素は欲しいなって感じ。

JPEGとかBMPが入力になりますが、8bit->16bitオーバーサンプリングしてますので、それほどビット落ちは無いです。ゆくゆくはこれを、Raw画像レベルで処理したい。

あっ、MacOS X 専用(もしやclassicでも動くか?)ですので、ご注意を!



2004年10月11日 23時17分
かにこむコンテンツ読者のかたからは、たまにですがきわめてスルドイ突っ込みの質問メールをいただくことがあります。
それは、コンテンツ自体の内容についてだったり、文章表現上のことだったり、テスト撮影画像のほんの隅っこに写っているちいちゃなアイテムについての言及だったり・・・

> 「素人にはおすすめできない。」って、アレのノリっすか?

ここはひとつノーコメントってことでぜひ。

2004年10月11日 20時44分
普通台風一過のあとは、抜けるような晴天なんじゃないのか?
昨晩の天気予報もそう言っていたのであるが、今朝起きるとどんよりとした雲・・・

午後には霧雨が降ってくる始末(@神奈川県横浜市)。

せっかく今日は、横浜元町方面に出かけて、写真撮ってこようと思っていたのになぁ。

2004年10月10日 16時54分
参照数の割りに質問感想メールちらほらいただいてます。

みなさんそれだけR-D1とロシアンレンズに関心度高いってことなのでしょうか。

「かにげんはいつリリース予定ですか?」という質問をいただきましたが、全く未定です。今は、RAWを単純にRGBに出来ることを確認しただけで、まだまだGUI設計などは手付かずです(それに本業(ってなんだ?)も忙しくてなかなか時間が・・・)。

そう慌てることもないと思うので、ゆっくり気ままにやっていきたいと思います。

2004年10月09日 12時34分
急遽、ロシアンレンズ試写をやり直して画像入れ替えました。

いや〜、あんなに質問が来るとは思わなかった。でも、黄色くて正常なんですよ。もちろん、AWBで撮れば、綺麗に白が白くなります。でもそれじゃ、レンズの色の個性がわかりにくくなっちゃうでしょ?

画像を公開するのって、難しいですね。

2004年10月09日 02時21分
つうわけで、急遽簡単なものですが、ロシアン試写コーナー新設です。

R-D1が来てからというもの、写真撮るのが楽しくて仕方ない。

いままで長い眠りについていたレンズたちも、喜んでいることだろう。

2004年10月07日 23時31分
意外とロシアンレンズで撮影した画像のリクエストが多いのにちょっと驚き(ほんの一言書いただけなのに)。

『ズミクロンが綺麗に写るのはアタリマエなので、早くロシアンでの試写画像を公開せよ』

という要求に応えるべく、所有するロシアンレンズ(数えてみたら全部で6本あった)を発掘。早速写してみようと思ったのだが、死蔵期間があまりに長すぎた(ここ3,4年、使ったことない)せいか、ヘリコイドグリスが渋々で、タダでさえチープなアルミ鏡胴がさらに磨耗してピンズレレンズになってしまいそうな予感。

というわけでメンテに出すことに。

魅惑のロシアンレンズは、しばしお待ちを。

2004年10月07日 11時13分
多くのみなさんからメールでご感想いただいてます。ありがとうございます。

「青木さんは実はピントをもっとも大切にしているんだと思います。だからこそいつも練習して、大切なピントだから機械なんかに任せられない。合ってアタリマエな状態なので、ピントに時間を割かれるAFが許せないんでは?」

という意味のメールをいただきました。

半分当たってるかも。確かに、あくまでも仮定ですが、将来年老いて私の視力が低下し、自力でピントが合わせられなくなったら、やっぱAFは嬉しいと思うかもしれません。でも、一方で、それ以上に、一瞬を切れなくなった我が身を思うに、悲しさはそれ以上でしょう。

動きある一瞬を意図的に避ける写真を撮るようになっちゃいそうで、それはそれで今はとてもいやだなぁと思うのですが、実際そうなったときに、若かりし日の自分を思い出しながら、それでも写真と楽しく付き合っていけるような、ポジティブジジイになるべく日々精進ですね。

あと30年後ぐらいのことでしょうか。

2004年10月06日 23時38分
本日予定通り、無事、初期不良交換R-D1がやってきた。引き換えに持っていかれた初号機R-D1。なんとなくどんな余生が待っているのか心配というか、寂しいというか。
まさかあのまま捨てられることは無いと思うのだけど、それなりに有意義な暮らしを送って欲しい。

で、初号機発送時から2号機発送の昨日まで、約2週間。同じヨドバシドットコムから出荷されてきたわけだが、シリアルは100番ちょい進んでいた。まぁ、シーケンシャルに出荷されているとは限らないが、そこそこに回転はしているのだろうか。

2号機は、ファインダー内に傷もなく、綺麗。

今日も雨。

2004年10月05日 16時34分
今までクラカメ達は全部、本棚の一番上の段に、除湿剤(みずとりぞうさん)と一緒に入れていたんだけど、R-D1が来てから、結構開け閉めが頻繁になったので、いっそ除湿庫を買おうかな。

最近のは、電気じかけで30%ぐらいまで落とせて、しかも、電気代月に数十円ぐらいらしいから、結構いいよね。

昔の私は、デシケータ(わかる人少ないかな)にシリカゲル入れて、レンズのみ保存とかしていたけど、あれはあれで面倒なんだよね。赤くなったら焼かないといけないし。

2004年10月04日 23時18分
今日は雨だったので、お外で写真撮れず。

時間があったら、部屋でマクベスでも撮ろうかと思ったのだけど、いまひとつ気分が乗らず。

明後日交換機体が来るので、そしたら撮ってみようかな。

2004年10月03日 21時49分
恐る恐るヨドバシドットコムに電話してみた。

なんで恐る恐るかと言うと、修理はして欲しいのだけど、きっと引き取り修理になってまた数週間手元からなくなることになると、悲しいじゃないか。唯の七五三もこれで撮りたいし。

で、電話してみた。こういうトラブル窓口が年中無休の対応は嬉しい。

電話応対してくれたおねぇさん。なんと、あっさり新品交換してくれるとのこと。素晴らしい。10月5日に新品を持ってくる(宅配業者だと思う)ので、そのときに、問題の機体を回収するから、それまでは使ってもらっていて問題ないよって。

さすがヨドバシ。私はヨドバシ暦30年ちかく。新宿西口で親父と一緒にキヤノンAE-1を買いに行ったときからだが、いやな思いしたことない。

2004年10月03日 10時57分
ちょ〜ショック。今日、試写していたらファインダー内二重像部分に傷(ごみ?)発見。たぶん、基線部分の光路上になにかあるんだな、これ。

実用に支障ないといえばないんだけど、せっかく新品で買ったんだから、やっぱドッグ入りかなぁ。

2004年10月02日 23時24分
センサーサイズの関係で、135フィルムに比べて焦点距離がx1.5だって言うけど、どうもピンと来ないなぁ。たとえば50mmレンズが、x1.5になって75mmの表現力を持つわけじゃないだろうし、感覚的にも、現実的にも、50mmの視角をトリミングしているって感じなんだよな。
R-D1はレンジファインダーなので、このトリミングの感じが掴みやすいのはいいんだけど、たとえば50mmのレンズを付けてカメラ持っている時は、頭の中がもう50mmのブライトフレームになっているわけで、このギャップになれるのはちょっと時間がかかりそうだ。

2004年10月02日 23時23分
あ〜。注文していたフォクトレンダーのスーパーワイドヘリアーアスフェリカル15mmと、スナップショットスコパー25mmがやっと昨日来たよ。でも試写する時間なし。今週末にゆっくり写せるかな。

2004年10月01日 21時02分
結構たいへん。

唯はどこに旅に出たんだ。秋を探しに行ったきり帰ってこない。

2004年9月28日 17時08分
あああああ

2004年9月28日 11時57分
あああああ

2004年9月28日 11時56分

てすとです。



2004年9月28日 11時48分