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2005年4月9日夜:「今宵、桜満開の夜・・・」

いや〜、一気に咲きましたな。

例年の桜は、一分咲き、二分咲き・・・・五分咲き、八分咲きと、時間をかけて段階を追って咲いていくものですが、今年は一気に満開になってしまったためか、妙にあの桜の、ほのかなピンク色が視覚順応の猶予無しに鮮烈に視神経から大脳皮質に響き、問答無用な色気に無条件にやられてしまったっていう感じの今日この頃ですが、みなさんお元気でしょうか?

我が家は今日は家族で、大倉山、元住吉と、花見を楽しむ平和な一日でした。

相変わらずおかげさまで、日々忙しく過ごす毎日ですが、いつの間にやら新年度がはじまり、朝夕の東急東横線にも、見るからにフレッシュな新人さんが毎日がんばって通勤する季節になりました。
いいもんですね、とにかくフレッシュであるってことは。

みなさんがんばってね。

私のほうはっつうと、先月はいろんな案件ごった煮状態でまさにパニックでしたが、ここにきてようやく、すこ〜し落ち着いてきました。年度末付近になりますと、ありがたいことに私のことを贔屓にいただいているお客さんから「今年度の研究開発予算があまったんで、これ使ってなにか面白い提案してくれ。でも3末までにお願いっ」っていう緊急かつ短期の依頼が数件舞い込みます。今回も、あくまでも『お客さんの立場にたって』来期(すなわち今日時点で今期ですが)以降のお客さんの利益に繋がるような、要素技術の提案をさせていただき、その基礎研究をさせていただきました。これらがやがて芽を出して、大きくなってくれると私も嬉しいです。

『ぱぱ〜、煎餅が来たよ!』

一体なんのこっちゃ? 平和な土曜日の朝のひととき。これから家族で花見に出かけようという微妙な朝の時空に、なにやら宅急便の配達です。
「なんか荷物来るっけかなぁ?」とか、思いながらも、心当たりなくきっと家内の通販かなにかだろうと思っていると、いきなりです。娘が「ぱぱ煎餅来たよ!」と。煎餅??? なんじゃそれは? とか思いながら荷物を受け取るとびっくり!

『こっ、これは・・・』

そう、知る人ぞ知る『ゆきぴゅー煎餅』。

「ゆきぴゅー煎餅って何〜?」という家内の質問を制止しつつ、「素人には手におえないモノだ」とかわけのわからないことを言いながら、そっこーで自室に隔離しました。

F月さんとはなんだかんだでここ最近は結構コンスタントに会っているのですが、ゆきぴゅーさんとは、去年の「狙われた三脚」の時以来ですから4ヶ月ちょいぶりに先日お会いしたのですね。そんときに、「ゆきぴゅー煎餅かわいいですね〜。今度、かにこむ煎餅作ろうかって思っているです」って話したので、なんとご丁寧に、送ってくれたのですね。そんな話聞いてなかったので、びっくりしました。


早速我が自室の仕事場のサンプルプリントおいてる場所でお披露目です。
まさにあのゆきぴゅーさんの煎餅です。とってもかわゆいです。ラブリーななかにもそこはかとない恐怖感を感じるのは私の気のせいでしょうか?

家族で試食の結果は大好評で、見た目かわら煎餅ですが、風味はどちらかというと洋風な感じで、「ばきばきっ」ていう感じでは無く、 「さくさくっ」て感じです。緑茶にも当然合いますが、ミルクティーと一緒に食すると大変よろしい感じです。ウチの娘は「ぱぱこれ美味しいよ!」と言いながら、むしゃむしゃばりばりぼりぼりと、激しく食べてました。

当のゆきぴゅーさん、先月3末で仕事を納め、独立準備に忙しい日々。引継ぎ云々で今月一杯はばたばたしそうだと言っていましたが、ぜひともがんばって欲しいです。先日お会いした際には、引継ぎ中の前途 多難 有望で、まさに初々しいという言葉は君のためにあるんだぞって言ってあげたいような後継お弟子さんもご紹介いただきました。

ぜひともがんばってください。正しい道を歩むための苦しさというのは、人間、耐えることができるものです。
そして、それこそが、真の実力となって身につくのだと、思います。

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